見た目も美しく、体にもうれしい効果のある菊茶はご存知ですか?
最近は漢方店でなくてもインターネットなどでお手軽な値段で菊茶を手に入れることが出来るようです。
今回はこの菊茶の効能、効果、おいしい飲み方をわかりやすくまとめてみました。
菊茶とは?
菊の花は生薬として利用されることがあることはご存知でしたか?
菊は体の不調に対して改善の効果があるようです。
食用の菊の花を乾燥させたものを煎じて飲むものを菊茶といいます。
中国や台湾などで、特に菊の花の効果を期待してよく飲まれています。
馴染みあるものでいえばジャスミンティーのような香り高いお茶を想像すればわかりやすいかと思います。
鮮やかな菊の花弁がティーカップに広がるので効能以外にも視覚でも楽しむことが出来ます。
主に黄色の菊の花のものを菊茶といい、白い菊の花で作られたお茶は洋菊茶と呼ばれ、効能も変わってきますので注意しましょう。
菊茶はカフェインも入っていないので妊婦さんも飲むことができます。
スポンサーリンク菊茶の効能・効果は?
菊茶には次のような効果があると考えられています。
・疲れ目
ビタミンAを含むため、疲れ目による充血やかゆみ、かすみを抑えます。
・風邪予防
ビタミンB1、ビタミンEにより消炎効果があります。
風邪の引き始めや予防に効果的です。また、消炎効果により肌の炎症も抑えるため美肌効果も。
・自律神経を安定
アロマのように香り高いことから精神的にリラックスでき副交感神経を優位にさせます。
最近では、菊茶のポリフェノールが尿酸のバランスを整えるため痛風の予防にも影響があるのではないかとも考えられているようです。
ただ、お茶を飲むだけでこんなに効果があるのはうれしい事ですね。
そして、副作用についてですが殆どないようです。
しかし、花粉アレルギーを持っている方はまれにアレルギー反応を起こす可能性もあるので漢方専門店や病院の先生に相談の上飲んでみる方がいいかもしれません。
菊茶の作り方や入れ方は?
菊の花を2.3個カップに入れてお湯をそそぎ2分ほどまち、花が開いたら出来上がりです。
ただ、菊の花は入れすぎると花茶独特の苦みや渋みが強く出るので、調整しながら飲んでみてくださいね。
中国では、緑茶やプーアル茶に菊花を浮かべて苦味を抑える方法もあるようです。
それに氷砂糖を混ぜるという方法も…自分に合った飲み方を探すのも面白いかもしれませんね。
菊茶などの花茶は透明なティーポットを使って淹れると、見た目も美しくお客様をおもてなしするときにはとてもおススメです。
ワンランク上のお茶会のようになりますよ。
まとめ
あまり馴染みのなかった菊茶も手に取りやすく簡単に試せそうですね。
お茶で漢方を取り入れることが出来るなんて一石二鳥です。
いつものお茶の時間に新しい一杯が出来そうでとても楽しみになりそうです。