この時期の旬でもある柿は、老若問わず人気の食べ物!

そのまま食べても美味しいし柿ですが比較的発症しにくいものの柿にもアレルギーはあります。

そこで気になる柿アレルギーの症状や原因、対策などを、ご紹介したいと思います!

柿アレルギーの症状は?

  • 唇や喉の痒み、痛み、腫れ
  • 吐き気や下痢など消化器官の不調
  • 喘息の発作
  • 蕁麻疹
  • 胃痛・腹痛

などが挙げられます。

唇や喉の痒み、痛み、腫れ

柿を食べてから15~20分後位に起こる症状で「口膣アレルギー症候群」とも呼ばれており花粉症の方に多く見られます。

吐き気や下痢など消化器官の不調

こちらも花粉症の方に多く見られる症状の1つで柿に含まれている水分などで下痢を引き起こしたりします。

また、アレルギーとは関係なく起こす場合もありますので注意が必要です。

喘息の発作

消化器官に症状が表れた後、悪化する事で喘息の発作を招く事があり酷い場合、緊急搬送にまで繋がりますので、こちらも注意が必要です。

蕁麻疹(じんましん)

柿を食べる事で、体中にアレルギー性の蕁麻疹を起こす事があります。

特に胃腸が弱っている時や胃酸過多、胆石などを、お持ちの方に多く見られる症状です。

胃痛・腹痛

消化器官の不調同様に、こちらも柿に含まれている水分により身体を冷やし、胃痛や腹痛を引き起こす場合があります。

全ての原因がアレルギーとは言えませんが放って置くと、「アナフィラキシーショック」になる場合もありますので柿を食べてから症状が表れた場合は、念のため検査されるといいでしょう。

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柿アレルギーの原因は?

  • 花粉
  • タンパク質
  • 体の冷え
  • ラテックス

などが挙げられます。

花粉

花粉症の方は、花粉と似た構造を持つ果物すべてに反応してしまいアレルギーを引き起こしやすくなります。

無農薬のものや生ものは、より発症率を高めるものとなりますので注意して下さいね。

タンパク質

特定の食べ物の中にあるタンパク質に対してできてしまった抗体により柿アレルギーが発症する場合があります。

体の冷え

体が冷える事で、血流が悪くなり、アレルギーの症状が出やすくなります。

ラテックス

天然ゴム(ラテックス)を日常的に使う事で交差反応を起こし柿アレルギーを引き起こす事があり「ラテックスフルーツ症候群」とも呼ばれています。

柿アレルギーの対策は?

  • 加熱や加工する
  • 食べ過ぎない

柿アレルギーの原因は様々ですので、いつ発症するか分かりません。

しかし、加熱や加工する事でアレルギー反応が出なかった方が多いですので召し上がる際には、加熱や加工されるといいでしょう。

また、食べ過ぎると、アレルギーとは別に柿胃石といった病気になる場合もありますので、適量に留めておきましょう。

まとめ

美味しいからと、ついつい食べ過ぎてしまう柿。

食べ過ぎる事で柿胃石を引き起こしたりまた、アレルギーの症状が出てしまう場合もありますので適度な量に留めながら旬の味覚を味わって下さいね。

また、花粉症の方は、柿アレルギーとは深い繋がりがありますのでより注意するように心がけて下さいね。