自宅に庭があるのならば柿の木を植えてみてはいかがでしょうか?

私も昔、祖父の自宅に柿の木があり、毎年収穫をするお手伝いをするのがとても楽しみでした。

今回はこの柿の木を種から育てる時にはどうやって育てたらいいのかを調べてみました。

桃栗三年柿八年ってどんな意味なの?

柿に限らず、果樹・果実は植え付けから身がなるまでにはある程度の時間がかかります。

特に桃や栗は実が付くまで3年、柿は8年もの歳月をかけておいしい実がなります。

桃や栗、柿も夏の暑さ、極寒の冬をじっと耐えることを数年経て立派に育つものです。

これを例えとして人間も大成・成就するためには相応の年月や努力がいるものだという教えのことわざです。

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柿の種まきの時期は?

誰もが知っている「さるかに話」ではかにがさると交換した“柿の種”さるは庭に植えるとそのうち実がなると言いましたが本当でしょうか?発芽するのでしょうか?

これが、本当に発芽するのです。

柿の実から取り出した種を植えると芽が出てくるのです。

植物のため、多少の気象条件は必須ですが、きちんと種まきの時期を守ればやがて木になるのです。

この種まきの時期ですが、11月から3月頃が植え時です。

まさに柿を食べ終わったころに植えます。初めは育苗ポット等に植えて、本葉が数枚出るまで育てます。

本葉が数枚出たころに地面に植え替えるといいでしょう。

柿の育て方は?

柿は雄木、雌木の区別がないため1本だけ植えていても受粉しなくても実がなります。

昔はあちこちに柿の木があったようですが、ほぼ人の手を借りずとも実をつけるくらい手間のかからない木であります。

水やりも特に神経質にならず、土が乾いたら水やりをする程度で良いでしょう。

冬場であれば雨水でも十分育ちます。

ただし、大事なことが一つ。摘蕾や摘果、剪定はきちんと行う事です。

これによって毎年おいしい果実が収穫できるかどうかが決まってきます。

柿の剪定の時期は?

柿は水やりなどの手間はかかりませんが、剪定をきちんとしないと果実が良くなる年、ならない年が交互にやってきます。

剪定は収穫が終わり、葉が落ちたころに行います。

葉が残っている時期に剪定をすると、樹木自体を弱めてしまうので気を付けましょう。

不要な枝を切り取って、幹に十分日光が当たるように剪定をします。

日光がきちんと当たることによって次の年に良い花や実をつかせることが出来るのです。

まとめ

最近はおいしい真っ赤な柿がなっている木を見かけることも少なくなってきましたよね。

しかし、この柿の木を見ると実りの秋を感じる風物詩でもあります。

今回の記事が秋を感じたい、柿の実をたくさん収穫したいという方の参考になればと思います。