昔から夏野菜の一つとして好まれてきた”オクラ”
このオクラの食べ方で以外に知られていないのは“生で食べることができる”ということ。
生で食べることが出来ると、調理の手間が省けたり栄養素が壊されることなくそのまま摂取できるというメリットもあるのですよ。
最近ではこのオクラのネバネバが健康に良い、ということで健康面からも注目されていますよね。
美味しい、健康的、安いと三拍子揃った夏野菜のオクラ。
生で食べる時の下ごしらえや正しい茹で方、食べ方を覚えて猛暑を乗り切りましょう!
オクラは生で食べられるの?
普段アナタはどんな感じでオクラを食べていますか?
素揚げオクラ
茹でたオクラ
蒸したオクラetc…
いろいろな食べ方がありますよね。
大体火を通して食べていると思いますが、実はオクラは、生でも食べられるんです!
さらに生のオクラの方が栄養も壊さずに摂れる、という利点もあるんです。
ただしオクラには産毛があるので、産毛が気になる方には生オクラはオススメしません。
大きく育ちすぎたオクラも食感がかなり固くなってしまっているので、生食向きでは無いですね。
生オクラのオススメレシピ
- 生のオクラを輪切りにしてポテサラや酢のものに混ぜる。
- 納豆を食べるときに、輪切りした生のオクラを入れる。
生のオクラはいろいろなレシピに応用できるので、上記の他にも試してみてくださいね。
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オクラの下処理は必要なの?
下処理をしなくてもオクラは食べられます。
でもオクラには産毛があるので、下処理をした方が食感が良くなり美味しく食べられますよ。
下処理、というと面倒くさいイメージがありますが、オクラの下処理はカンタンに出来るんです。
オクラの下処理のやり方
カンタンな下処理
- 手のひらに適量の塩をとる。
- その上にオクラを3~4本のせて、両手で拝むようにオクラをこすって産毛をとる。
一手間加えた下処理
1.オクラのヘタとガクの部分を切り取る。
ガクを切るときは、ガクから先を切り取らないで、ガクの外側だけ切るようにします。
こうすることで、茹でたときにオクラが水っぽくなることを防げます。
2.オクラを一本ずつ手にとり、塩をまぶしてから表面の産毛をしっかりこすりながらとる。
下処理をしたら、輪切りにして生で食べたり、茹でたりすれば美味しく食べられますよ。
オクラの茹で方や時間は?
オクラはいろいろな食べ方ができますが、一番多い食べ方はやはり茹でたオクラです。
でも茹で方を間違えると、グニャグニャのオクラだったり、水っぽいオクラになったりして、せっかくの美味しいオクラが台無しになってしまいます。
ここで正しいオクラの茹で方や時間を紹介するので、美味しい茹でオクラを楽しんでくださいね。
オクラの茹で方
塩を入れる
塩の量はお湯の量にもよりますが、塩を入れることでオクラの色合いが良くなります。
※塩もみをしている場合は、塩を入れなくてもOK
落し蓋を使う
オクラは茹でている時浮いてしまうので、落し蓋を使います。
落し蓋がないときは、お箸やおたまで上下を返しながら茹でる。
冷水につける
茹で上がったオクラは冷水にとって、余熱で火が通るのを防ぎます。
また冷水につけることで色合いも良くなります。
オクラの茹で時間
オクラの量や大きさにもよりますが、オクラの茹で時間は1分30秒~2分くらいが一般的です。
茹で具合は好みもあるので、何回か試してみてちょうどいい茹で時間をみつけてみてくださいね。
オクラをレンジで茹でる方法は?
オクラは茹でたり焼いたりする火の通し方の他に電子レンジを使う方法もあります。
電子レンジを使うとあっという間に出来上がる“時短”と調理道具を洗う手間を省き、光熱費の“節約”といううれしい効果もあります。この電子レンジを使用する手順はこの通りです。
- まず普段通り、産毛を取る下処理をしましょう。
- 処理が済んだら耐熱皿にオクラが重ならないように並べ、少し濡らしたキッチンペーパーをふんわりと乗せましょう。
- そこで電子レンジ500ワットで約1分。
- 電子レンジから取り出しザルに移し、さっと水で冷やし水分を拭き取ります。
熱を持ったままで置いておくと変色をしてしまうので気を付けましょう。
電子レンジで加熱する時間は目安として1パック(8~10本程度)のものを使用する場合の時です。
量や、柔らかさの好みによって加減をしましょう。
電子レンジを使用すると栄養素の流出が茹でる時よりも少ないという、うれしい特徴もありますよ。
まとめ
生でオクラが食べられる、というのはちょっと意外だったのではないでしょうか?
生でも火を通しても美味しく食べれるオクラは、積極的に食べていきたいですね。
オクラは食感もよく、のどごしも良いので食欲のわかない真夏にもピッタリの食材ですよ。
オクラを効率よく食べて、猛暑をのりきってくださいね!