シメジは特にクセが無くどんな料理にも合いますよね。

つるんとして子供にも食べやすい食材の一つです。

今回はそんなシメジについての栄養と便利な保存方法をお教えしたいと思います。

しめじってどんな野菜なの?

本来「しめじ」というものは「本しめじ」の事を指します。

この本しめじは栽培することが難しく、ほとんどが天然物でしかないため非常に高級なものなのです。

現在スーパーなどで売られ、私たちが認識しているしめじというものは「ひらたけ」「ぶなしめじ」という名前のものなのです。

こちらは栽培方法が確立しているので一年を通してほぼ同じ価格で手に入れることができるおなじみの食材ですね。

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しめじの栄養は?

きのこ類は体に良いとされますが、しめじもたくさんの栄養素を含んでいます。

まず、水に溶けない不溶性食物繊維というものが豊富です。

つまり、おなかの中に溜まった老廃物などをこの繊維がからめとって排出させるという働きがあるのでデトックス効果、整腸作用、便秘の改善につながります。

主な栄養素では、

・ビタミンD

カルシウムを体に吸収させるお手伝いをします。骨粗しょう症の予防にも。

 

・ビタミンB2

粘膜や皮膚の保護をするため、美肌効果が期待できます。また、疲労回復も。

 

・オルニチン

アミノ酸の一種で新陳代謝を促進します。
よく二日酔いにはオルニチンをたくさん含むシジミが有名ですが、シメジにも多く含まれます。
100グラム当たりで換算すると10倍以上は多いことが分かっています。

 

・βグルカン

免疫力を高めるのでがん予防にもつながる期待があります。

しめじの賞味期限は?

しめじに限らず、きのこ類は非常に傷みやすい食べ物です。

特に水分がつくと腐りやすいので気を付けましょう。(じめじめしたところに生えるものなので不思議な感じもしますが…)

市販されているパック詰めのものですと、袋から出さずに冷蔵庫保存します。

3日から7日以内には食べきった方がいいでしょう。
食べられる目安としては、

・キノコの傘に白い綿のようなカビが生えていないか。

・じくの部分が茶色に変色していないか、ぬめりや水分が出てきていないか。

こういった事があればまず食べることはできません。

 

そして、匂いです。

キノコ類は独特の香りがあるので、日ごろから新鮮なしめじの匂いを嗅いでいて覚えておくといいでしょう。

もしいつもと違う臭いだと食べられないという事がすぐにわかって便利です。

しめじは冷凍保存出来るの?

しめじやえのきなどは特売で売られていることもありますよね。

特に秋は旬ですので2パックでいくら~という売り方をされていることも。

そんな時に大量に買って食べきらずに捨ててしまってはもったいないですよね。

そんな時は冷凍保存することをおススメします。

まず、イシヅキなどを落として食べやすい大きさに切ります。

そして、ジッパー付きポリ袋に入れて冷凍庫に入れるだけです。

しめじだけでも構いませんが私はそれに、えのき、シイタケも一緒に入れて、「自家製キノコミックス」を作っています。

保存は1か月程度で食べきります。

カレーやスープ、お味噌汁になんでも合う食材ですから煮込む際に必要量を手でつかんで鍋に入れるだけです。

時短にもなりますし、カサ増しにも大助かりですよ。

まとめ

身近な食材しめじについてでしたがいかがだったでしょうか?

安定した価格で栄養もたっぷり。

またボリュームアップにもつながる優秀な食材と言えますね。ぜひ、毎日の一品の中に取り入れてみてくださいね。