夏の花といって思い浮かべるのは朝顔やひまわりでしょう。

どちらも馴染みの深い花ですよね。

とくにひまわりは鮮やかな黄色の花弁にとても元気がもらえるような花ですよね。

今回はこのひまわりがプランターでも育てられるのか、また注意点などについてお教えしたいと思います。

ひまわりの種まきと開花する時期は?

ひまわりは人の顔程の大きさのものもあれば、花瓶に飾るにちょうどいいサイズのミニひまわりもあります。

どちらも高温を好む夏の花です。

大きなものならばやはり畑など地面に直接植えることが適していますが、ミニ向日葵ならばマンションのベランダ等でプランターを使って育てることも十分可能です。

 

私も今年、初めて植えてみましたが今のところ順調に育っていて開花が楽しみです。特に難しい栽培方法ではないようなので初心者の方におススメな花のようです。

 

では、種まきはいつ行うのがいいのでしょうか?

地域によって種まきの時期は異なります。

春の温かさが早く感じられ九州など西日本の地域では4月の初めころから5月末くらいまでが適しています。

朝晩の気温が10℃以上になるころが良いでしょう。

北日本ではこれから1か月程度遅らせたころに種まきをしてください。目安としては桜の花が散り、葉桜になるころが適しているようです。

 

開花は7月から9月くらいになります。

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プランターでひまわりを育てる時の注意点は?

比較的育てやすいひまわりですが少しだけ気を付けることもあります。

まず、種まきの時ですが開花した時のサイズを考慮して、一定の間隔をあけて一粒ずつ土の中に埋めます。

ミニ向日葵ならば10センチ間隔くらいです。

それから発芽するまでは土が乾かないように1日に1回から2回お水を与えましょう。

本葉が出てきたら、土が乾いてから水を与えます。

 

夏の暑さに強く乾燥にも強い花ですから、水分が多いとかえって病気になります。

そして、マンションの上階においてあるプランターでも害虫はどこかからかやってきますのでアブラムシやハダニなどの害虫には気を付けます。

害虫駆除のお薬はホームセンターなどで購入できます。

 

そして、これは私自身の栽培の経験ですが、冬の間に何も植えていないプランターがあったので、そこに種まきをしたのですが、発芽をしたもののある一定の大きさから全く大きくならない。挙句の果てには、しおれてしまったものがいくつか出てきました。

おかしな ことに土に埋もれている部分の根がありません。

原因が分からず土を掘り返したら3㎝ほどの大きな白い幼虫が何匹も!!

調べたところコガネムシの幼虫のようです。

おそらく秋の間にこのプランターにどこからか飛んできたコガネムシが産卵していたようです。

このコガネムシの幼虫は向日葵だけでなく植物の根を食べるそうで、根切り虫とも呼ばれるようです。

何本かのひまわりはこのコガネムシの餌食となってしまいました…いくつかは無事だったので別のプランターに植え直し、今は無事に元気に育っています。みなさんもしばらく放置していたプランターや土はお気を付けください。

 

プランターでひまわりを育てる時の肥料は?

ひまわりは特に強い花ですので、注意深く肥料を与える必要はあまりありません。

よく昔は路地に咲いていたくらいですから手入れも少なくて咲くようです。

種まきのときに「培養土」というあらかじめ養分を含んだ土を使用しているならば開花まで追加する必要もありません。

しかし、もし肥料を与えたい場合は液体肥料を週に一回くらい与えるだけでしっかりと太い茎の倒れにくい向日葵が育ちやすくなります。

もし、種が食用出来る種類の向日葵を植える際の肥料は必ず食用の植物でも使用できる肥料を使うようにしましょう。

まとめ

家庭に花がある生活はとても潤いを与えてくれますよね。

お子様と一緒に成長過程を楽しむことも出来そうですよね。

今年は初心者でも育てやすい向日葵の栽培に挑戦してみてはいかがですか?