夏の植物として人気のある朝顔。

 

朝顔は奈良時代に中国から伝わってきたものですが、その後品種改良が行われ、今や1000種類以上ものの朝顔がありますね。

 

今回朝顔の性質や咲く時期などを調べてみました。

朝顔の花の咲く時間は?

朝顔は、まだ外が薄暗い午前3時~4時の間に咲きます。

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なぜ朝顔は朝に咲くの?

朝顔の花は、朝の明るさと関係しているのではなく、前日の昼の長さに関係しています。

 

前日の昼間に、たっぷりと太陽の光を浴びた朝顔は、日が沈んでから約9時間後に開花するという性質を持っています。

 

この性質を利用すれば、朝顔が何時頃に咲くのか分かりますよ。

 

また、朝顔は品種によって開花までの時間が異なりますので、夏休みの自由研究などに色々な朝顔の花で観察するといいかもしれませんね。

 朝顔の花が咲く期間は?

朝顔が開花する時期は6月~9月の間ですが、開花するまでに必要な日数は60日以上もかかります。

 

開花するまでに時間を要する割に、開花している日数はわずか数時間なんです。

 

ちなみに朝顔の花言葉は、開花時間が短い事に因んで「はかない恋」というそうです。

 

他にも支柱の強さから「固い絆」や「愛情」などがあります。

朝顔のタイプ

一年草タイプ(アーリーコールが有名ですね)

上述にて紹介したのが、こちらのタイプですが、小学生の宿題にも出てくるものです。

 

一年草の朝顔の特徴は、春に種まきをし、夏~秋の間に花が咲き、その後種を残して枯れてしまいまうタイプのものです。

 

種からまいて育てる為、ガーデニング初心者向けとも言える種類です。

 

また、その年で終わってしまう事から、そのまま一年草と言われています。

宿根タイプ(オーシャンブルー有名です)

一年草タイプの朝顔と違い、毎年花が咲きますが、寒い冬になると地上に出ている部分だけが枯れます。

 

根っこが生きた状態で越冬し、翌年には、また花を付けるのがこちらのタイプです。

 

普通の朝顔より花びらも大きく、生命力も強く、つるを良く伸ばし近くのものに絡みつくのが特徴です。

 

つるの長さが10Mを超すものまである事から、グリーンカーテンなどに向いています。

 

一年草の朝顔の開花時期は6~9月頃に対し、宿根タイプは10月~11月の間まで開花しています。

まとめ

いかがでしたか?

 

日本の風物詩として古くから親しまれている朝顔ですが、元は薬膳の為に中国から伝わってきたものなんだそうですよ。

 

現在では様々な朝顔があり、一年で散ってしまうものや、毎年楽しめるものまでありますね。

 

また、同じ朝顔でも、花をつけるまでの日数の違いや、開花時刻の違いなども楽しめますので、朝顔を育てられた際には、じっくり観察してみて下さいね!