体内時計が狂うなんて言葉を聞いたことがありませんか?
夜型の生活を送っていると体内時計が狂ってしまいやすくなります。
昼間に眠気を感じずに起きていられて、夜になると眠くなる、この当たり前の生活は体内時計の働きによるものです。
この体内時計のことを調べてみました。
体内時計のリセットに日光がいい理由は?
体内時計という言葉を聞いた事がある人も多いと思いますが、体内時計と言っても時間を刻む時計が体内にあるわけではありません。
時計遺伝子という細胞で構成された細胞群を指します。
この細胞群は今何時ごろで、何をすべきかを体全体に伝えています。
この体内時計には、周期があってそれがだいたい24時間、1日です。
この体内時計のリズムは乱れるだけでなく、一旦乱れるとなかなか調子を取り戻せない特徴があります。
体内時計をリセットして調子を取り戻すには、太陽の光をあびることが大切だと言われますが、それはなぜでしょう?
それは起床直後に光を浴びると、脳の視交叉上核に光刺激が与えられ、睡眠ホルモンである「メラトニン」に替わり、人間の活動を活発にさせる「セロトニン」という脳内物質が分泌されて活動のスイッチが入るからです。
しかし、現在の生活の中では、仕事や事情で夜遅くまで眠る事ができない場合や、パソコン、スマホなどの強い光を浴びていると、神経が興奮状態になって、眠れなくなります。
また、休日だからと言って一日中寝ていたり、不規則な生活を送っていると簡単に体内時計が狂ってしまうので、注意が必要です。
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日光で体内時計をリセットする方法は?
体内時計が乱れてしまったら、朝日を浴びましょう。
朝起きたら先ず、カーテンを開けて太陽の光を浴びます。
窓際で外を見ているだけでも大丈夫です。5~10分ほどでいいので、カーテンを開けたついでに窓の外を眺めながら、朝日を浴びてください。
これだけでいいのですから、ぜひおすすめです。
その他にも、毎日決まった時間に起きる、食事の時間を毎日一定にする、入浴時間をおよそ決めておくなど、規則正しい生活のリズムを作ることが大切です。
日々の生活リズムがバラバラであると乱れやすいのが体内時計です。
また、体内時計が乱れると眠れない、朝起きることができない、生活習慣病のリスクが高くなる、精神的なリスクが高くなるなど、様々な支障が生じる可能性があります。
こんな症状が現れる前にぜひとも朝日を浴びて、体内時計のリセットを。
体内時計のリセット方法は他にあるの?
体内時計をリセットするためには、太陽の光を浴びることが一番ですが、それができない時は、人工の光でも大丈夫です。
フィンランドのバルケー社が発売している「ブライトライト」というライトを使うといいそうです。
ヨーロッパでは冬は日光不足になるので、体調不良や季節性の鬱の予防に活用されているそうです。
そこまでするのは、という場合は通勤電車やバスに乗った時は窓際に座る、毎朝散歩する、などを試してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
体調が悪くなると辛いですよね。
なんかこの頃調子が悪いといったときには、もしかしたら体内時計が狂ってしまっているのかもしれません。
ちょっと規則正しい生活を心掛け、朝日を浴びてみてはいかがでしょう、意外に簡単に治るかもしれませんよ。
生活習慣が乱れがちな現代社会、体内時計をときどき意識するのもいいかもしれません。