お盆やお彼岸に多い合同法要。

お渡しするお布施の金額や、のしの書き方、服装など、悩まれる方も多いですよね。

そこで今回、合同法要時の服装やお布施の相場、のしの書き方また、御塔婆についてまでまとめました。

お彼岸の合同法要の服装は?

合同法要とは?

  • 同時期に2つの法要が重なった場合、まとめて1度で行う事。
  • お寺にお坊さんが集まり法要を行う事。(こちらはお盆やお彼岸に多いですね)
  • 祥月命日(故人と亡くなった月日=1年に1回しかありません) が違っても
  • 親族が集まる日程の都合や段取りなどから一緒に法要を行う事。

など、合同法要といっても、いくつか種類がありそれぞれのお住いの地域によっても、合同法要が異なる為上記で挙げた以外にも複数あります。

 

そんな合同法要ですが、悩んでしまうのが服装ですよね。

合同法要の服装には、特に決まりはありませんがだからといって、ジーパンにTシャツといった余りにも普段の恰好では、ご自身も浮いてしまいます。

いくら服装に決まりがないといっても法要ですから、喪服とまでは行かなくても無難なとろこで地味目な服装にまとめられるのがいいかと思います。

女性でしたら黒の膝丈のワンピースや、ブラウスに黒の膝丈までのスカートといったように露出が少なく、色味も黒や紺といった地味なものを選ばれるといいでしょう。

また、ストッキングや靴なども、同じ色味で統一されるといいですね。

男性でしたら、女性同様、黒か紺の色味のズボンにジャケットを羽織られるといいでしょう。

もちろん葬式同様、金ぴか系の物や、動物の皮製品、柄などはやめましょう。

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お彼岸の合同法要のお布施の相場は?

お彼岸の合同法要の際、お寺さんにお渡しするお布施ですがお寺さんが開催され、そちらに行かれる場合には3,000~10,000円が相場となります。

しかし、自宅にお坊さんを呼ばれた場合には30,000~50,000円となります。

更に、お寺から自宅までの距離に応じて(約3,000~5,000円)別に包む必要があります。

お彼岸のお布施ののしや表書きは?

お布施を入れる袋ですが、無地の白い封筒を使います。

その場合、のしの表書きには「お布施」もしくは「御布施」と書きます。

また、文字を書く際に用いる墨は、薄墨ではなく普通の墨を用いて下さい。

既に「お布施」と記載されている袋を購入された場合は書く必要はありません。

※お車代を別に包まれる場合は、別の白い封筒に「御車代」と書いてそれぞれ別にしてお渡しします。

のしについてですが、本来はおめでたい事を祝うのに用いられる為の物ですので法要では必要ありません。

御塔婆料って何?

御塔婆凌は、卒塔婆の事を言いますが、故人の追善供養などに用いるもので墓石の後ろ側に、木の板が建てられていると思いますが、そちらの事を差します。

そちらに経文などを書いて頂いたお寺などに支払う金額の事を、御塔婆料と言いますがお布施とは別に、お支払いする事になり金額が決まっている場合も多くありますので、実際にお寺で確認されるといでしょう。

御塔婆の相場としては、1枚につき2,000~10,000円の間となります。

まとめ

いかがでしたか?

合同法要といっても、お彼岸やお盆にお寺さんが開催されるものだけではなくご家族の法要回忌をまとめて行う場合など、色々ありますが

お布施の相場も、ご自身がお寺に行かれるのかご自宅に招かれるのかによっても異なる他、地域によっても違いますので一度ご家族の方に相談されるといいでしょう。

また、お布施をお渡しされる場合直接お渡しするより、袱紗(ふくさ)に包まれるか、お盆に乗せてお渡しされる方が丁寧になりますので、ぜひ袱紗などを用いてお渡しして下さいね!