風邪ひいたり花粉症で鼻が詰まってくると、「何か耳が痛い・・・。」
なんてこと経験ありませんか?
私も子供の風邪を貰って「耳が痛い」ってなった事があります。
けれど、どうして鼻づまりで耳が痛くなるのかと疑問になりますよね。
そこでどうして鼻づまりで耳が痛くなるのか、痛くなった場合の対策はどうすればいいのか調べてみたので紹介していきます!
鼻づまりで耳が痛くなる原因は?
どうして鼻づまりで耳が痛くなるのか・・・。原因って何?
実は鼻水で鼻が詰まることで空気の通り道が塞がれて圧がかかって痛くなるんだそうです!
鼻が詰まると息が出来ないということは分かるけど、空気の通り道が塞がれて圧がかかるってどういうこと?
原因が分かると次の疑問が出てきちゃいますね。
鼻と口と耳は全部、管などで繋がっているみたいなんです。なので、鼻から空気を吸い込んで、耳管を通り中耳から抜けるのが通常の通り道になります。
そこで、鼻づまりを長時間放置したり強く鼻をかむと鼓膜が破れたりと圧がかかることによって、耳が痛くなるという事なんです。
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中耳炎の症状と原因は?
実は鼻づまりで耳が痛い!という症状を放置して、さらに酷くなったものが中耳炎になるんだそうです。
けれど中耳炎ってよく耳にするけど、症状や根本的な原因は分からないですよね。
実は中耳炎には種類があり、一般的な症状である「耳痛・耳垂れ・発熱など」の急性中耳炎と「耳痛はないけど難聴になる」滲出性中耳炎、「それらの症状や炎症が長引いて慢性化」してしまう慢性中耳炎があります。
しかも、三歳までに一度は中耳炎になるとも言われているみたいです。
症状が分かったけど、根本的な原因って何?
実は中耳炎のほとんどの原因は風邪からくる鼻づまりなんです!
具体的にいうと・・・
まず鼻の役割は菌が体内に入らないように守ることなんです。
しかし、風邪で鼻がつまると鼻は頑張ってその役割を果たそうとするのですが、鼻水に菌が留まってしまい、その鼻水をすすると耳に菌が到達して膿が溜まって中耳炎になってしまうんです。
中耳炎までいかなくても耳が結構痛いのに、膿が溜まってさらに痛くなると考えただけでも怖いですね・・・。
副鼻腔炎の症状と原因は?
先ほど酷くなると中耳炎になると言いましたが、実は中耳炎の他にも副鼻腔炎にもなると言われているんですよ!
では、副鼻腔炎の症状や原因って何?
そもそも副鼻腔炎とは何だろう?って気になりますよね。
副鼻腔炎とは鼻の構造の中にある、副鼻腔という所に炎症を起こす病気のことを言うんですよ!
そして主な症状は、頭痛や歯痛・鼻づまりに鼻水・嗅覚障害があります。
症状と副鼻腔炎については分かった!では、原因は何があるの?
副鼻腔炎の原因は中耳炎と同じ、風邪などからくる鼻づまりなんです。
具体的にいうと・・・
鼻づまりなどで鼻腔の粘膜が炎症を起こし腫れてしまうんです。
そうすると、菌など悪い細菌を外に排出出来なくなり菌がここぞとばかりに増えていくんです。
それが原因で、副鼻腔の粘膜まで炎症して膿や鼻水も外に出せにくくなり中に溜まって副鼻腔炎になってしまうんです。
また、副鼻腔に起こる炎症の場所によって頭痛や歯痛などの症状が出るみたいなんです。
そして副鼻腔炎にも種類があり、急性鼻炎が原因でなる急性副鼻腔炎とそれが長引いたり繰り返し起こると慢性副鼻腔炎になります。他に片側だけ鼻がつまる片側性副鼻腔炎と白血球の一種「好酸球」というものが活性化して起こる好酸球性副鼻腔炎の4種類あるんだそうです!
鼻がつまるだけでも辛いのに、頭痛や歯痛なども一緒になるのは本当に嫌ですね。
しかも嗅覚障害にまでなってしまうなんて、怖い病気ですね。
鼻づまりで耳が痛くなった時の対策は?
鼻づまりで耳が痛くなった時、少しでも和らげたいですよね。
そんな時は痛む部分を冷却シートなどで冷やしたり、寝ている時は立ったり座ったりと姿勢を変えると痛みが和らぐみたいですよ!
また、温かい飲み物を飲むと良いと言われているみたいですが、実際は効果が逆で湯気でさらに痛みが酷くなってしまうらしいんです。
なので、あまり温かい飲み物はおススメしないです。
ただし、これらの対策はあくまでも応急処置にしか過ぎないので、痛みが凄く酷かったり炎症を起こしている場合は耳鼻科に行って診てもらった方が良いかもしれないですよ!
まとめ
鼻づまりで耳が痛くなった時や中耳炎、副鼻腔炎について紹介していきました。
酷くなると症状もその分酷くなるので、耳が痛いと感じたら早めに耳鼻科に行って診てもらった方がいいですね。
また、鼻づまりにならないように事前に対策していくのも良いですよね。
手洗いうがいなど徹底的に行ってくださいね。