お盆はたくさんの方がお参りに来られます。
そんな時に準備不足だとあわててしまいますよね。
ご先祖様にもお参りに来られた方にも十分にゆとりのあるお迎えをするためにもよく確認しておきましょう。
お盆の準備はいつからするの?
お盆は親戚が集まったり多くのお参りの方が訪れたりと何かと忙しくなります。
そんな時にこそ十分な準備をしてスムーズにお盆を過ごしたいものです。
そのためにもお盆に入る前、最低でも8月12日までには終わらせておきましょう。
まずお寺への依頼や会食の場所への予約は、早めにしておきます。
お盆時期は込み合うので希望の日時にするのでしたら2か月くらい前からの手配を考えておきましょう。
新(初)盆の場合ですと提灯の作成やお参りの方へのお返しの品などの準備がありますので早めに準備することが必要です。
お盆の数か月前に冠婚葬祭のギフト店などでどれくらいに申し込めば間に合うかなど問い合わせをしておくと安心です。
葬儀の際にお世話になったお店があるのならばそちらから連絡がある場合もあります。
また、生花やお菓子などは日持ちがしないので前日に準備をしましょう。
前日といってもそこで初めてお店に行くのではなく、確実に手に入れるためにはあらかじめ予約をしておいて、12日に取りに伺えるようにしておきます。
その他の消耗品などは8月に入ってから準備をしても間に合うでしょう。
スポンサーリンクお盆に用意するものはなに?
すでに仏具がそろっているのならば新品に買い替える必要はありませんが、お参りの方がいらっしゃいますので破損したりしているものがないか確認をして必要であれば購入しましょう。
お掃除も忘れずにしておきます。
また、新(初)盆の場合は白提灯がいります。
これは初めて故人の霊が帰ってくるときに迷わないようにとの意味があるようです。
他に必要なものは
- ろうそく、線香
- 生花
- お供え物(果物、お菓子)
- 仏膳セット
- 茄子とキュウリの牛馬
- だんご粉
- オガラ(迎え火、送り火用)
- お参りに来られた方のお礼の品(新盆の時)
- お金(お寺にお布施を渡したり、車代として)
このようなものをそろえておくといいでしょう。
お盆の片付けはいつするの?
何事もいつまでも残しておいたままにするのはよくありません。
お盆もご先祖様を送ったらなるべく早い段階で片付けをしましょう。
ご先祖様があの世に帰り着くまでは…という考えもあるので16日の夜間もしくは17日までには片付けをすることが望ましいです。
地域によってはお盆飾りをまとめて集積してくれる場所(お寺や公民館等)を提供することもあります。
お盆飾りは仏様にあげた食べ物やプラスチック製品、紙類などが全部混ざっているので分別する手間を省いてくれます。
それに合わせて片付けを済ませておきましょう。自治体の回覧板やホームページ等で確認をしましょう。
まとめ
十分な準備をすることによりゆったりとした気持ちでご先祖様、お参りに来られる方をお迎えできますね。
もし、準備に心配がある場合は近くの仏具屋さんやお寺で確認をとると安心できますよ。