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ある程度の年代の人は「精霊流し」と聞くと、長崎県出身の「さだまさし」「グレープ」の「精霊流し」の歌を連想すると思いますが、平成生まれの人には、何のこと???ということになるでしょう。

「さだまさし」の「精霊流し」という歌を知る人には、もの悲しい御霊おくりという感じがぬけませんが、本当はどうなのでしょうか。

精霊流しについてみてみましょう。

2016年の長崎精霊流しはいつなの?

精霊流しは毎年8月15日に行われます。

お盆の前までに亡くなった方の遺族が、故人の霊を弔うために手作りの船を造って、船を曳きながら、街中を練り歩いて、極楽浄土へ送り出す伝統的な行事です。

各家で造られる船は、大小さまざまで、材料には竹、板、藁が使われています。

故人の趣味などによって船を飾り付け、長く突き出した船首には家紋や家名、町名が記されています。

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精霊流しの時間帯や場所は?

精霊流しが行われる場所は長崎市内の中心部一帯で、メインストリートは、思案橋から県庁坂、大波止です。

時間帯は夕刻5時ぐらいから11時ぐらいまでで、当日は夕暮れ時になると町のあちこちから、「チャンコンチャンコン」という鐘の音とともに「ドーイドーイ」の掛け声が聞こえます。
それと同時に、耳をつんざく花火や爆竹の多数の爆発音が鳴り響き、それが夜遅くまで続きます。

長崎精霊流しの見どころは?

このように長崎の精霊流しは、決して静粛な厳かな感じではなく、爆竹や花火などの爆音が響き渡る、派手で騒がしい豪華なものです。

使用する花火、特に爆竹の量は多く、夕方くらいから爆発音が鳴り響き、行きかう人は耳栓がないといられないくらいです。

花火の使用量も、その日は日本で一番、玩具花火を使う日だろうといわれるほど多く、お盆の時期には、お墓で花火もするそうです。

お盆の日には、親戚そろってお墓に出掛け、精霊流しでは禁止されている矢火矢(やびや)=ロケット花火や乱玉、手持ち花火など色々な花火をするようです。

まとめ

このように爆竹や花火でにぎやかなお祭りのように思われがちな精霊流しですが、実際のところはどうでしょう。

派手でにぎやかなお祭りのようなものだけでしょうか。

そもそも爆竹は「魔除け」の意味があります。精霊船が通る道を清めるために鳴らす、ともいわれているそうですし、花火は送り火の行事であったとされています。

そう考えると、精霊流しは、あくまでも故人を供養するための仏教行事です。

精霊流しの根底にあるものは、あの「グレープ」のもの悲しい、亡くなった人を思う、故人の供養の気持ちが息づいているのではないでしょうか。

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