もしかして貧血かも?と、思ったりしたことはありませんか?

貧血の人や貧血予備軍の人はわりと多いのですが、でも意外と、貧血について詳しく知らなかったりしますよね。

貧血の治療ってどんなの?治療期間ってどの位?

今回はそんな貧血の疑問について、まとめてみました。

心あたりのある方は、参考にしてみてくださいね。

貧血の治療期間は?

 

鉄分の不足が原因の鉄欠乏性貧血の場合は、鉄剤を半年くらい服用することが目安です。

鉄剤を服用し始めてから効果がでるまで、約2~3か月ほどかかると言われています。

再発予防のため、そこからさらに体内に鉄分が蓄えられるまで、1~3か月ほど鉄剤を服用します。

スポンサーリンク

どの位の貧血で治療が必要なの?

貧血になると、下記のような症状があらわれます。

  • 疲れやすい
  • だるい
  • 動悸・息切れ
  • めまいがする
  • 顔色が悪い
  • 吐き気や胃痛

貧血になると、健康な状態よりも疲れやすくなり、普段なら何でもないような動作でも動悸・息切れをおこしたりします。

また貧血が進むと、皮膚や粘膜の赤みがなくなってくることも。

思い当たる症状があるようだったら、早目に一度病院で検査して貰ってくださいね。

また男性が貧血になることはほとんどなく、男性に貧血の症状が現れた時は、体内のどこかで慢性的に出血をしている可能性があります。

男性で貧血症状がある場合は、必ず病院で検査をしてもらってくださいね。

貧血の治療で注射を打つの?

 

急いで鉄を補充する必要がある場合、もしくは経口の鉄剤がどうしても飲めない場合は、鉄剤の注射を使用することもあります。

鉄剤の注射は継続して一定期間行う必要がある場合が多いです。

医療負担が3割の場合は一回500円位が相場となっていますが、複数回打つことになると、ある程度の金額がかかることも。

鉄剤を注射するだけなので、治療時間は1~2分ほどです。

鉄剤の注射治療が終了した後は、食事からの鉄分摂取。

もしくは経口の鉄剤が可能な場合は、経口タイプの鉄剤に切り替えます。

注射に副作用はあるの?

 

一般的には、鉄剤の注射ではそれほどの副作用が出ないといわれています。

ただやはり薬なので副作用がでるケースもあり、副作用の出方には個人差があります。

全くでない人がいる反面、少し強めにでる人も。

鉄剤の注射の副作用が出る場合は、一過性の頭痛やだるさ、動悸や蕁麻疹、吐き気など、人によって様々です。

まとめ

もしかして貧血かも?と思った場合には、早目に検査をして貰ってくださいね。

ただの貧血ではなく、病気が隠れている可能性も。

診察は内科でしてもらえます。

でも一番は普段の食生活を見直し、鉄剤や注射に頼らなくてすむことですよね。

朝食はその日一日の糧となるので必ずとるようにし、鉄分を多く含む食材(レバー・ひじき・アサリ・小松菜等)を積極的にとり、サプリメントも活用して、貧血対策をしてみてくださいね。