母の日いえば感謝の気持ちを込めてプレゼントを渡す方も多いと思いますが、やはり定番といえばカーネーションではないでしょうか。
最近は品種改良もされて、たくさんの色のカーネーションが売られていて目移りしてしまいますね。
でも、母の日のプレゼントには何色のカーネーションを選んでもいいものなのでしょうか。
花の色や本数によって意味が違ったり、何かタブーはあるのかをご紹介していきたいと思います。
なぜ母の日にカーネーションを贈るの?
母の日にカーネーションを贈るようになったのは、およそ100年ほど前のアメリカでの出来事がきっかけになったと言われています。
アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女が母親を亡くし、その追悼式の際に母親が好きだった「白いカーネーション」を配りました。
当初は、母親が亡くなっている人は白、存命している人は赤のカーネーションを自分の胸につけました。それが、やがて母親本人にカーネーションを贈るという習慣になったのです。
しかし、この色の区別は小さな子どもの気持ちを傷つけることになるのでは・・・という配慮から、赤いカーネーションを贈ることが一般化していきました。
スポンサーリンク
カーネーションの色による花言葉の違いは?
カーネーションには様々な色があります。
定番の赤はもちろん、ピンクや黄色など・・・せっかくだから母親が好きな色のカーネーションをあげたいと思いますが、花の色によって花言葉に違いがあります。
赤→母への愛、愛を信じる、熱烈な愛
ピンク→感謝、気品、熱愛
オレンジ→純粋な愛情、清らかな慕情、感動
青→永遠の幸福
紫→誇り、気品
黄色→軽蔑、嫉妬、愛情の揺らぎ
白→あなたへの愛は生きている、尊敬、亡き母を偲ぶ
濃い赤→私の心に悲しみを、欲望、情熱
(引用元:http://kinisuru.com/mothersday-carnation-color-meaning-985)
上記のように、黄色・白・濃い赤はネガティブな意味を含んでいます。
母の日のプレゼントとしては適さないのでやめたほうがよいでしょう。
カーネーションの本数に意味はあるの?
例えばバラは本数によって意味合いが変わってきますが、カーネーションにおいては本数の違いによって意味や花言葉が変わることはありません。
ですので、一本でも、花束にして贈っても問題はありません。
カーネーションはだいたい1本150円~200円くらいで売られています。
しかし、母の日の前は需要が高いため、少し高くなっている場合があります。
見栄えや予算を花屋さんに伝えれば、それをもとに花屋さんが見立ててくれるでしょう。
カーネーションを長持ちさせるには?
せっかくプレゼントされたカーネーションですから、少しでも長く楽しみたいですよね。
花の種類や気温によっても寿命の長さは変わりますが、母の日がある春は、だいたい7~10日前後は楽しめます。
切り花は、切り口から雑菌が入って枯れてしまうことが多いので、水を清潔に保つことが重要になります。
切り花を少しでも長持ちさせるポイントは、
- 水は1日1回変える
- 茎がヌルヌルするならよく洗い、水の中で茎の先端を切る
- 水に漂白剤を一滴入れる
- 水に砂糖を入れる(糖分を栄養として吸収する)
などがあります。
また、カーネーションは自分が咲かせられる以上につぼみをたくさんつけてしまいます。
固すぎるつぼみや、スカスカしているつぼみ、小さすぎるつぼみは取ってしまいましょう。
どれも簡単にできる方法なのでぜひ試してみてください。
まとめ
カーネーションを贈るときは、本数は気にしなくてもよいのですが、色によってはさまざまな意味をもつことがわかりました。
せっかく贈ったのに、お母さんをがっかりさせては意味がありません。
贈る前にしっかり確認し、花言葉の意味も理解した上で、感謝の気持ちを伝えられるといいですね。