今まで白いワイシャツだった学生が、急に学ランや、セーラー服に変わるとなんだか気持ちもシュッとした感じになる衣替え。
街にそんな学生が増えてくると、ああそろそろ自分の家も衣替えしなくちゃなぁと思っていたものです。
最近は学ラン、セーラー服の学校は少なくなってきて、学生の衣替えの時期もあまりはっきりとわからなくなってきました。気づくともう着ない薄着の服が真冬も出ていて、収納がシーズンごっちゃになってしまうということもあります。
衣替えって、いったいいつの時期にするといいのでしょうか。
衣替えの時、衣類をしまう前に気をつけないといけないことって?
そして衣服をしまう時のコツってあるのでしょうか。
衣替えの時期はいつなの?
だいたい冬服から夏服への切り替えが6月、夏服から冬服への切り替えが10月というのが従来の考え方です。
ですが、最近は異常気象や、温暖化などで切り替えの時期が難しいと思っている方も多いのでは?
半袖はもう着ないと思っていても、思ったより残暑が長引いて、結局また引っ張り出して着ないといけないこともありますよね。
衣替えは、一気に終わらせるより3段階に分けて考えたほうがやりやすいですよ。
・第一段階
そろそろ衣替えかなぁと思う頃。もう絶対に着ないシーズンものを片付けます。
・第二段階
終わったシーズンの大部分を片付けます。まだ着るかなぁと思うものを少しだけ残します。
・第三段階
残りの衣類を片付けます。
気温の目安としては、20度頃には長袖、20度以下になると羽織るものが必要になります。
スポンサーリンク衣替えの衣類をしまう前にすることは?
・洗濯の注意点
しまっている間の黄ばみは、洗剤が残っている場合に起こります。シーズンものをしまう前にはしっかりと洗濯し、洗い流しましょう。
クリーニングに出さないといけない場合は、シーズン終わりに出します。汚れは早いうちに落としておかないと、落ちづらくなってしまうからです。
さらに、シーズン終わりの衣類の洗濯には、お風呂の残り湯は使わないようにしましょう。残り湯にまじったタンパク質が衣類に残ってしまうと、やはり黄ばみの原因になってしまいます。
・クリーニングの注意点
ビニールがかかっていると、ついついそのまま収納してしまいがちですよね。しかしそのままだと湿気がこもり、カビが生えてしまいます。
クリーニングから返ってきたなら、ビニールを外して少なくとも半日ほど乾燥させ専用のカバーをしましょう。
衣替えの衣類をしまう時のコツは?
・小さくまとまるものは、小分けに
先ほど、3段階に分けて衣替えをするとやりやすいと書きました。大きな収納ボックスを使うと衣替えの間出しっぱなしにしておくことになり、とても邪魔になります。
薄手の生地のものは小さくまとまるので、小さめの収納ボックスを使用すると衣替えしやすいですし、次に出す時も選びやすくなります。
大きな収納ボックスの上にちょうど2つか、3つ並べられるような小さめの収納ボックスがあれば便利ですね。
・収納ボックスには縦に収納
ついつい、上に上に重ねて収納しがちではないでしょうか?そうするとシワも増え、型崩れもしやすくなります。
四角く折りたたみ、縦に並べるように収納するようにします。
・防虫剤は注意書きをよく読んで
せっかく防虫剤を入れても、個数が足りなければ充分な効果を発揮せず虫食いが発生してしまうことも。
注意書きをよく読んで、必要な数や、適切な置き方をしましょう。例えば上に置かないと効果がない防虫剤を、下に敷いてしまうと、やはり虫食いが起きてしまいます。
・シワが気になる
ジャケットなど収納したいけど、シワが気になる場合がありますよね。そういう時は、折りたたんだ間にタオルを挟みましょう。シワを最小限におさえられます。
まとめ
衣替えは、断捨離のチャンスでもあります。
衣類を手に取った時、もう着ないと思ったものは、迷いなく処分しましょう。どうかなぁと思うものは、まとめて収納しておきます。そして次のシーズンも着なかったなら処分します。
捨てるのはもったいないと思ってついつい手元に置いてしまいがちなら、古着屋に持っていくといいですよ。ブランドものでない限りお金にはなりませんが、誰かが再利用してくれるかもしれないと思えば、思い切って処分できます。
上手に断捨離して、楽しく衣替えをしましょう。