日本全国どこにでもあるATM。

必要な時にすぐ現金をもつことができる大変便利な機械ですよね。

今回はこの便利なATMをもっと活用するため、ATMの便利な機能をお教えします。

ATMで小銭は引き出せるの?

ATMを使用して小銭を引き出すことは可能です。

ちょっと小銭が必要な時、特に必要ではないものと購入してお店でお金を崩すこともあるでしょう。

ATMを使用すれば余計な買い物をすることなく必要な小銭を持つことができます。

ただし、いくつか条件がありますので、これだけは覚えておくといいですよ。

・銀行店舗内の硬貨を取り扱いできるATMでしか入出金はできません。

・取り扱いは平日のみ、時間制限もありますので銀行に使用可能時間の確認をとっておきます。

・金種の指定はできない。(例えば10円が7枚欲しくても、ATMだと50円1枚、10円2枚で出てきます。金種指定の場合は窓口に。

この条件に合えば必要な硬貨を引き出すことが出来ますのでぜひ利用してみましょう。

もちろん、取引銀行利用で営業時間内であれば手数料を取られることもありません。

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ATMは通帳だけで引き出しは出来るの?

自分が取り引きをしている銀行のATMでしたら、通帳での引き出しが可能です。

他行ATMやコンビニATMではキャッシュカードを使用するのと同じようには取り扱いができません。

それは、通帳の仕組みに理由があります。

日本全国銀行は多数ありますが、共通のつくりではないのです。

表紙だけが違うようにも感じられますが、ページ数や印字行の間隔、摘要欄の印字の文言(同じ公共料金でも、ガスと表記されたりガス料金と表記されたり)が銀行によって違うからです。

そのため、通帳しか普段持ち歩かない方は、どこに自分の銀行のATMがあるのか把握しておくことも必要です。

また、地方銀行をメインバンクにしているのであれば、県外にお出かけする際はキャッシュカードを持っている方が活躍しそうです。

そして、通帳での引き出しは限度額が下がる銀行もあるという事も覚えておきましょう。

ATMの引き出し限度額を上げるには?

いろいろな銀行がありますが、多くの銀行ではATMの引き出し限度額を設定しているところがほとんどです。

それは大切な預金を本人以外がなるべく手に入れることのないようにするためです。

使用するカードによって安全性が大きく変わってきますので限度額は変わってきます。

まず、カードの説明をしましょう。

 

・磁気ストライプカード

磁気に口座情報が入っています。

一日10万円から50万円までしか引き出しができない銀行が多数。

 

・ICチップカード

ICチップに口座情報を登録。

磁気カードより安全性が高いため、50万円から200万円くらいまで(銀行によって設定が変わります。)限度額が上がります。

 

・生体認証カード

口座本人の静脈や指紋が暗証番号代わりになるので、安全性が最も高くなります。

200万円~無制限(銀行により違いあり、取引銀行のATMを使用した時だけなどの条件もあり)と引き上げられます。

すべてのATMが生体認証に対応するものではないので対応できないATMの場合の限度額は下がり、磁気カードもしくはICカードと同じ扱いです。

 

もし、自分のカードの限度額を上げたい場合はより安全性の高いカードに変更することによって可能になります。

発行手数料のかかるカードもあります。

気を付けたいことは、自分の取引銀行以外のATMを利用する場合、どんな種類のカードを使用しても10万円から50万円までしかできないところもありますので注意が必要です。

限度額があることによって、不都合な事もありますが大切な預金を守るには必要な事だと感じます。

もし第三者が不正に入手したカードで口座全額を引き出しされたら…と考えると恐ろしいですよね。

もちろん、限度額が高すぎると心配な方は逆に引き下げも出来ますので、取引銀行で手続きを取られてくださいね。

そして、限度額というのは多くの銀行で“一日の”ということです。

“一回”ではないので注意しましょうね。

まとめ

以上がATMの便利な機能、安全性を保つための機能でしたがいかがだったでしょうか?

便利である反面、偽造や盗難などにより自分の資産が危険な目に合うという事も隣り合わせです。

通帳、カード、暗証番号は大切に自分で管理をして大事な資産を守りましょう。