お葬式に参列される際、基本的に喪服ですが夏場の葬式は?半袖のシャツを着てもいいの?
こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
また、お子さんのお葬式の服装についても疑問に感じますよね。
そこで今回、夏場の葬式での服装やお子さんの服装についてなどまとめました。
夏の葬式での女性の喪服のマナーは?
- ジャケット
- ワンピース
- 真珠アクセサリー
などが挙げられます。
普段夏場と言えば、みなさん半袖を着用されますよね?
でも葬式の席で半袖で参列したら失礼にあたらない?
と、着るのを迷って、結局無難に長袖を着られる方が多いと思います。
しかし女性の場合、服の種類が豊富な為、これが「正装」という決まりがありませんので
半袖の参列はマナー違反にはあたりません。
しかし、半袖だったら何でもいいわけではありません。
礼服ワンピースの半袖だけでの参列はOKですが「シャツ」や「ブラウス」だけの参列はマナー違反です。
シャツやブラウスを着られる場合には、必ず上着が必要となります。
また、いくら礼服ワンピースといっても肩がでるものもNGです。
暑いからといって素足での参列もいけません!
必ず黒(肌色)のストッキングを履くのを忘れずに。
鞄や靴は全て黒で統一し、ハンカチなどは白か黒、グレーを選びましょう。
アクセサリーは、結婚指輪やパール系のみとなります。
スポンサーリンク夏の葬式での男性の喪服のマナーは?
- ジャケット
- ネクタイ
- シャツ
- ズボン
男性は上記の物が正装と決まっています。
暑いからといって、白シャツだけでの参列はマナー違反です!
ただし、ずっと着ておく必要はなく、斎場に行くのがマナー違反なだけであって葬儀場に入るまでは持っているだけで十分です。
葬儀場に着いたら「必ず」着用しましょう。
また男性の場合、中に着るシャツですが、立った状態で袖口から1cm程シャツが見えている状態が正装とされています。
しかし、夏場は暑いですよね?
ましてや男性はジャケットも着用されますから余計です。
せめて中のシャツだけでも半袖を着たい…と思いの方も多いはず。
ジャケットを脱いでの参列は失礼にあたりますが中のシャツを半袖にする分には問題ありませんので、気にせず着用して下さい。
ただし、葬儀の席ですから柄物や派手なシャツはやめましょう。
女性同様、鞄や靴は黒で統一します。
ネクタイも黒で統一しますが、いくら黒のネクタイを選んでいても柄が入っていれば意味がありませんので、柄のないネクタイを選んでください。
ベルトも黒で統一します。
ただし金具の部分が金色や光物は避け、目立たない物を選んでください。
男性・女性ともに数珠は忘れずに持って行って下さいね。
いくら服装を守っていても肝心の物を忘れてしまっては水の泡となりますよ。
夏の葬式での子供の服装のマナーは?
お子さんの学生服があれば制服を着用して下さい。
制服がない場合は
【男の子】
- 白のシャツ
- 黒か紺のブレザー
- 黒か紺、グレーのズボン
【女の子】
- 白のブラウス(もしくはシャツ)
- 黒か紺のブレザー
- 黒か紺、グレーのスカート
男女ともに、靴は黒で統一し、靴下は白や紺、グレーを選びましょう。
また、女の子の髪飾りは、地味な色を選びましょう。
幼稚園以下の小さなお子さんの場合も、上記に挙げた服装が好ましいですが暑いなどの理由から嫌がられるお子さんも多いですよね?
そんな時は無理に着せず、白か黒(紺)の半袖のシャツに、紺か黒(グレー)のズボンやスカートだけでも大丈夫です。
ただし、上下ともに柄のないもの、あってもワンポイントの物を選んで下さいね。
また、乳児についてですが、赤ちゃんの服装で黒系のものを見つけるのは難しいですよね。
出来れば黒系やモノトーンがいいのですが、どうしても見つからない場合などは赤やピンクといった派手な色は避け、水色やベージュなど薄い色を選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
夏場とはいえ、半袖のシャツだけでの葬式への参列は、男女ともにマナー違反となります。
しかし、礼服用の半袖ワンピースでの参列や中に着るシャツを半袖にする分には問題ありませんので暑くて堪らない方は、そちらを利用されるといいでしょう。
マナー違反を犯してしまうと遺族の方々にも失礼にあたりますし、ご自身も大きな恥をかくことになりますのでしっかりと身に着けておきましょうね!