ワキ汗が心配で上着を脱げない、見られているような気がして緊張する、気になりすぎて余計に汗をかく。
そんな経験はありませんか?
少なくとも、今まで一度もワキ汗を気にしたことがないという人はいないのではないでしょうか。
夏は薄着になるのは避けては通れないこのワキ汗の問題。
今回は、夏気になる夏のワキ汗対策とシャツについて解説していきます。
- 夏場のシャツのワキ汗対策は?
- いったんついちゃったシャツの汗シミの取り方は?
- 夏場のシャツはどんなのがおすすめ?
夏のデートも怖くない!外回りの営業も怖くない!シャツのワキ汗対策を万全にしてお出かけしましょう。
夏場のシャツのワキ汗対策は?
ワキ汗対策には3つ方法があります。
汗がほとんどでない人、出やすい人の差があります。
自分に合わせ、それぞれを併用するなどして対策してくださいね。
- 汗を拭く
- 汗を抑える
- 汗を目立たさない
では1番目から説明しましょう。
【汗を拭く】
汗そのものはほとんど臭いはないのですが、人間の肌に住むバクテリアが汗や、汗に含まれる皮脂をご飯にして増えちゃうんです。
そのバクテリアが実は臭いの元なんです。
ですのでこまめに拭くことで、バクテリアの増殖を抑え、汗の臭いを最小限に抑えることができるんです。
授業の休み時間、仕事の休憩時間、トイレに行くたびこまめに拭きましょう。
タオルは汗を拭き取れても、臭いがタオルに残っちゃいます。それでまた拭くと結局肌に臭いが付いてしまいますので、ボディシートで拭き取るほうがいいですね。
【汗を抑える】
汗を抑える制汗剤には、スプレータイプと塗るタイプとあります。どちらのタイプでもいいのですが、問題は成分です。
制汗剤の裏を見て、成分を確認しましょう。
「塩化アルミニウム」が使われているものが、汗を抑える効果があります。
塩化アルミニウムは汗が出るもとである汗腺に蓋をする役割をします。
【汗を目立たさない】
・ワキ汗パッド
ワキ汗を吸収してくれる布パッドが、各メーカーから販売されています。
服に貼るタイプや、肌に直接貼るタイプ、薄さもさまざま。シーンに応じて使い分けてくださいね。
・ワキ汗パッド付きインナー
ワキ汗を吸収しやすい素材が使われているインナーも、各メーカーから販売されています。女性用はもちろん、男性用もたくさんあります。
取り付けるタイプのワキ汗パッドと違って、インナーの場合は簡単に取り替えることができません。
ものすごい汗をかくときや、なかなか着替えられない時は気をつけてくださいね。
・汗を目立たさない服を選ぶ
これについては後で詳しく書きますね。
スポンサーリンクシャツの汗シミの取り方
シャツに残ったワキ汗のシミ。捨てちゃうしかないのでしょうか?
いえいえ、大丈夫です。ちゃんと落ちますよ。
【用意するもの】
- 重曹
- お湯 40度程度
- タライ
かなり頑固そうな場合は、これも用意してください。
- 台所用洗剤
- 酵素系漂白剤
【シミの落とし方】
- 頑固な場合は、先に台所用洗剤でこすり洗いをする
(シミの上を覆っている皮脂よごれを落とす) - 重曹を、シミに直接振りかけてこすり洗い
- タライにお湯を張り、重曹を溶かして一晩つける
- 頑固な場合は③の時、酵素系漂白剤も溶かしておく
- 普通に洗濯機で洗って仕上げる
【注意点】
- シルクやサテンのようなおしゃれ着は、色落ちや生地を傷める危険があるのでクリーニング店に出したほうが無難
- 漂白剤と塩素系は絶対に使用禁止(他薬剤と混ざると危険!)
夏場のシャツのおすすめは?
汗を目立たさないために、服の生地と色に気を使いましょう。
【どんな生地が良いのか】
綿よりも、シルクやポリエステル。
綿は吸収性はいいのですが、速乾性が低いです。
逆にポリエステルやレーヨンなど合成繊維が速乾性が高いです。
シルクなどツヤツヤしている生地は、汗で濡れたとしても光沢があるので目立ちません。
【どんな色が良いのか】
・ダメなもの
グレー、赤、青、緑、またはこれらの色をベースにした柄の大きなもの。
原色は濡れると、色の変色が目立ちます。
・オススメの色
白、黒、細かい柄もの、ボーダー
汗で濡れても、変色がわかりにくいです。
まとめ
そういえば某テレビ局のアナウンサーが、ワキ汗でクレームが殺到し謝罪するという出来事もありました。その時の服が薄いブルーでしたね。
生理現象とはいえ、やはり人に不快感を与えるのはマナー違反になってしまいます。
人目につくシャツに滲み出るワキ汗、できるだけ対策をして今日もスマイルしましょう。