ゴルフをするのに良い季節は何といっても春や秋でしょう。

暑い夏や、寒い冬はどうしても敬遠しがちです。

しかしそういう時こそ、料金が安く設定されているというところもありますので、季節の対策をすれば、穴場かもしれません。

ここでは、暑い夏にゴルフをする場合の注意点についてみてみましょう。

夏のゴルフの服装は?

暑さ対策のために、熱を吸収する黒っぽい、濃い色の服装ではなく、白や淡い色で太陽の光をよく反射する色の服装にすることが第一です。

その上で通気性や吸水性、放熱性に気をつけてください。

またポロシャツなどを直接着用するのではなく、インナーを着ているほうがいいでしょう。

夏用のインナーの場合は、吸汗速乾性のあるものがほとんどですので、着用しないより着用したほうが、汗をかいてもべたつかず、快適にラウンドすることができます。

シャツは速乾性のあるメッシュタイプの方が、綿素材のものより暑さを軽減できます。

またUV加工がされているものを選ぶことで、少しは日焼けを防ぐことが可能です。

夏のゴルフは、シャツだけでなくパンツもハーフパンツの方が、熱がこもらなくて涼しいかもしれません。

その時は、ソックスは膝下までのものを着用することがマナーとされています。

近頃では短いソックスでも何か言われることはないようです。

ただし、名門と言われるゴルフコースでは、その辺はシビアかもしれませんので、ご確認を。

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夏のゴルフの暑さ対策は?

夏の炎天下でプレーするゴルフは、熱中症の危険があるので、まずは熱中症対策をしっかりしなければなりません。

熱中症対策として、こまめな水分補給が第一です。

プレー中にいつでもの飲めるように、1.5~2ℓくらいのスポーツドリンクを凍らせたものや塩を持っていくといいでしょう。

またスポーツドリンクは後味が嫌だという場合は、凍らせた麦茶と梅干はいかがでしょう。

ドリンクを凍らせる場合は、ボトル1本分をすべて凍らせると、いざ飲むときに少ししかとけてなくて、ちびちびしか飲めないということがありますので、ボトル半分から三分の二が凍っている状態の方が、飲むときに程よく溶けて飲みやすくなります。

 

半分凍らせるドリンクの作り方は、前日にドリンクを半分にしたペットボトルを冷凍庫に入れます。

この時キャップ部分に液体が来ない程度に斜めにして凍らせます。

当日は凍ったペットボトルに残りの半分の飲み物を入れて、ペットボトルを満タンにすれば出来上がりです。

半分凍っていないので、凍った部分が徐々に溶けて冷たいまま長い時間飲むことができます。

 

ドリンクはのどが渇いてから一度に大量に飲むのではなく、15分~20分間隔で150~200mlくらいを定期的に摂るようにしましょう。

体を冷やすことも大切です。

ネッククーラーがあるといいでしょう。

ネッククーラーは濡らして使うタイプですと、冷たくなったら、その都度濡らして使えるので便利です。

保冷剤を使うタイプは時間の経過とともに、意味がなくなり邪魔になるだけです。

暑さ対策とは全く異なるように思えますが、熱中症の対策として前日の準備も大切です。

前日はあまり深酒をせず、十分な睡眠をとるようにしましょう。

ゴルフといえば、早朝からということが多いので、前夜はできるだけ早く寝るようにしましょう。

夏のゴルフの持ち物は?

夏のゴルフは熱中症の対策のためにも、帽子は必需品でしょう。

頭に直接日光が当たると頭部の温度が上がって、体温も上がりやすくなってしまいますので、サンバイザーよりキャップがいいでしょう。

ただ日陰に入ったら帽子を外すなど蒸れないように注意しましょう。

日差し、紫外線を遮る晴雨兼用の傘もあると便利です。

ゴルフ場のカートに傘が常備されているケースもありますが、日焼けしないためにもUVカットの加工をされた傘を持っているといいでしょう。

日焼け止めやサングラスもあった方がいいでしょう。日焼け止めは手を汚さないで、スプレーするだけで塗れるものがお勧めです。

まとめ

夏に楽しくゴルフをするためには、しっかりと暑さ対策、熱中症対策をすることが大切です。

あまり気に留めないことですが、汗をかくので冷たいビールを飲みたいと思う人も多いと思います。

しかし、アルコールには利尿作用があり、脱水につながることもあるので、途中で飲むことは控えましょう。

どうしても飲みたい場合は、ホールアウトしてからがいいでしょう。

夏のゴルフは、くれぐれも熱中症対策を万全にして楽しんでください。