オシャレ着や型崩れしやすいもの、色落ちしそうなものなどは洗うのをためらってしまいますが、意外と簡単に手洗いすることができます。
洗濯物の手洗い方法についてご紹介します。
洗濯物の手洗いの方法は?
手洗いをする前にまず、肝心なのがタグを見ることです。
タグにはその服がどのような洗濯ができるかが記載されていますので、必ずタグを確認することが大切です。
手洗いできるかどうか、アイロンの温度は?干し方は?
洗剤の指示など、タグの表示に従って選択をすれば、間違いありません。
手洗いの方法は
① 洗う衣類が伸びるようであれば、生地が傷まないように洗濯ネットに入れます。
② タライにぬるま湯をはり、オシャレ着用の洗剤をその中に入れて軽くかき混ぜ、洗剤液を作ります。
③ 洗濯物は汚れが、外側になるように四角く折りたたみます。
④ 洗剤液の中にゆっくり折りたたんだ洗濯物を入れて、洗剤液を浸透させます。
⑤ そのまま5分ほど置いてから「軽く抑え、力を抜いて浮かせる」を折りたたんだ洗濯物の1つの角につき、10回程度繰り返します。最後に中央部を同様に「軽く抑え、力を抜いて浮かせる」要領で洗います。
⑥ 袖口などの汚れは、手のひらで袖口をつかみ、洗剤液の中で「握る、離す」を繰り返します。決して揉み洗いをしてはいけません。
⑦ ブラウスなど薄い衣類の場合は、洗剤液の中に衣類を広げ衣類の両端に手をあてて「寄せる、離す」を40回程度繰り返します。
動画で見てみましょう
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柔軟剤を入れるタイミングは?
次はすすぎです。汚れた水を捨てタライにきれいな水を入れてすすぎます。
洗う時と同じように、揉まずに「軽く抑え、力を抜いて浮かせる」を繰り返し、何回か水を替えて泡がきれるまですすぎます。
水を含むと衣類は重くなってしまいますので、水を替える時には衣類が伸びないように注意しましょう。
すすぎの水がきれいになったら水に柔軟剤を入れて、その中に衣類に浸透させ、仕上げのすすぎをします。
洗剤が残っていたら柔軟剤の効果が薄れてしまいます。すすぎ水がきれいになってから柔軟剤を入れます。
すすぎ前に柔軟剤を入れると衣類や水に残っている洗剤の洗浄成分と柔軟剤の柔軟成分が打ち消しあってしまって、どちらの効果も薄れます。
必ずすすぎが終わってから柔軟剤を入れるようにします。
脱水はどうすればいいの?
脱水は洗濯機でする場合は30秒以内か、もしくはコースの最短時間で行います。
ミズを含んだ衣類はその自重によって伸びてしまいます。
脱水をかける時に、遠心力で衣類自体が引っ張られて伸びてしまうのを防ぐため、すすぎ終わった衣類を手で押したり、軽くたたんでから握ったり、してある程度水分を出しておくといいです。
ただし雑巾絞りのようにきつく絞ってはいけません。
あとは洗濯機に衣類をおれて、脱水モードで30秒程度脱水します。
まとめ
手洗いはそんなに難しくありません。お風呂に入ったついでに、チョコチョコっとできるようなものですから、その日に来たオシャレ着はその日のうちにお風呂で手洗いするなんて言うのはいかがでしょうか。