夏はアウトドアや遠足など外で食事をする機会が多くなります。
外で食事をする際、手軽で便利なのは今も昔もやはり”おにぎり”ではないでしょうか。
また、家でおにぎりを作って職場でおにぎりを食べる方も増えてきているようです。
しかし昨今の夏はとても暑く、持ち運びには便利なおにぎりも夏の暑さで腐るのでは、といった心配も出てきます。
そこで、腐りやすい夏のおにぎりの注意点を調べてみました。
- 夏のおにぎりの具でやめた方がよいものは?
- 夏のおにぎりの具でおすすめは?
- 夏のおにぎりが腐らないような保存法は?
夏のおにぎりの具でやめた方がよいものは?
夏のおにぎりが腐りやすい、といってもおにぎりのお米や海苔が腐るのではなく、おにぎりの具が腐って食べられなくなるパターンが多いです。
そこでどのようなおにぎりの具が腐りやすいのか調べました。
・マヨネーズを使った具
マヨネーズ自体が腐りやすいので 例:エビマヨ、ツナマヨなど
・魚介類
基本的に魚介類は腐りやすいので 塩分の高い塩しゃけは大丈夫です
・要冷蔵の具材
冷蔵保存が必要な食材を、夏のおにぎりの具にしたらすぐ傷んでしまいます。
夏に作るおにぎりの具としては使わないほうがよさそうです。
夏のおにぎりの具でおすすめは?
水分の多いマヨネーズを使った具材、魚介類などの生ものは、おにぎりの具として腐りやすい傾向があります。
では、夏のおにぎりの具で良いものは何か調べました。
・梅干
塩分と梅のクエン酸が腐るのを防いでくれます。
・こんぶ
塩分が腐るのを防いでくれます。
・しゃけ
塩分が含まれており、水気も少ないので腐りにくい。
梅干やこんぶ、しゃけなど、塩分が高く水分、汁気が少ないものは腐りにくいです。
元来、佃煮や漬物は保存が利くものですし、梅干にいたっては、周りの食べ物が腐るのを防ぐ効果まであります。
やはり昔からおにぎりの具として愛されている食材は、味だけでなく、腐るのを防ぐ効果など先人の知恵が詰まっているようです。
夏のおにぎりが腐らないような保存法は?
おにぎりの具材を腐りにくい食材にしても、保存方法が悪かったらすぐ腐ってしまいます。
そんなときは、保冷材と保冷バッグを使いましょう。
やり方はとても簡単で、まず保冷バッグにおにぎりを入れます。
このとき保冷バッグがパンパンにならないように、ある程度余裕を持たせた量にします。
次に保冷材を入れていきますが、一箇所に固まらずバッグの中全体が冷やせるように入れていきます。
バッグが大きかったりおにぎりの数が多いときは、おにぎりとおにぎりの間にも保冷材を入れておくと、より冷たい状態を維持できます。
冷たい状態を維持できる時間は、保冷材やおにぎりの数や大きさによっても変わります。
昨今の夏はとても暑くなるので、ちょっと入れすぎかな、と思うくらい保冷材を入れておいたほうが安全でしょう。
保冷バッグは安いものであれば、100円ショップにも売っており簡単に手に入ります。
保冷材がなければ、水かお茶を入れたペットボトルを凍らして、保冷材の代わりにするのもオススメです。
まとめ
夏のおにぎりはどんなに注意しても、他の季節に比べて腐りやすくなります。
腐りにくい具や保冷材などをあまり過信せず、できるだけ早めに食べましょう。
また、移動時間が長いときは、出かけ先のコンビニやスーパーでおにぎりを購入するのも一つの手段です。