夏から秋にかけ台風に見舞われる日本ですが、毎年風や雨によって多くの被害を受けていますね.
子供の頃は、台風が近づいてい来るとなぜかドキドキしてテンションが上がってしまうことがなかったでしょうか?
しかし大人になると何かと厄介な台風。
特に南に行くほど被害が大きいですが、台風が訪れる前に早めの対策する事が大切です。
そこで今回台風が来る前にしておきたい準備や対策などをご紹介していきたいと思います。
台風が来る前に準備しておく物は?
備えあれば患いなしという言葉ありますが、ここでは台風の時に準備しておく物を確認しておきましょう!
非常食の確保
台風が訪れてしまうと、外出が困難になり、飲み水や食料などの調達が難しくなる事が考えられますよね。
そこで、事前に缶詰やレトルト食品、ラーメン、飲料水など保存が効く物を常備しておくといいでしょう。
また、これ等の常備品は台風に限らず震災時にも役立ちますので、普段から常備しておくともしもの時も安心ですね。
携帯やラジオ懐中電灯の点検
台風の被害により停電する事が考えられますので、緊急時に役立つ携帯のチェックや、台風の様子を知れるラジオの電源や、また停電した際の電気がわりとなる懐中電灯が点くか?
電池の予備はあるか?
まで、しっかり確認を行いましょう。
乾電池
先ほども少し触れましたが乾電池はラジオや懐中電灯、最近ではスマホの充電にも使う事が出来ます。
普段あまり乾電池を使わない方も台風だけではなく、他の災害の時にも役に立つのでストックしておきましょうね。
保冷剤と発泡スチロールの箱など
台風で停電になることも考えられます。
その際に食品が腐ってしまう可能性もありますので、保冷剤と発泡スチロールの箱やクーラーボックスがあると安心です。
危険な場所の把握
決壊しそうな河川や、土砂災害が起きそうな場所など、日頃から知っておくと避ける事が出来ます。
役所(役場)などで、危険個所や避難経路を記載しているハザードマップが貰えますので貰っておくといいでしょう。
スポンサーリンク
家の外の台風対策は?
先ほどは台風の準備物を確認していきましたが、今回は台風が来る前にするべき家の外の対策について見ていきましょう!
まずやることをリストにすると
- 暴風で飛んで行きそうな物の確認
- 屋根や壁のチェック
- 窓のチェック
- 排水溝のチェック
などなどです。
それでは確認していきましょう!
暴風で飛んで行きそうな物の確認
まず家の周りに台風で飛ばされそうなものがないかの確認をしましょう。
あれば、
家の中へ入れる
家の中に入れなれないなら、飛ばないようにヒモで縛る
などの対策をしましょう。
飛ばされそうなものと言えば
- 鉢植え
- バケツ
- 洗濯を干すときに使う道具など
- 自転車
などがあります。
自転車は飛ばされはしないかもしれませんが、転がっていく可能性もありますので気を付けましょうね。
屋根や壁のチェック
屋根や壁に痛みがある場合は事前に直せるなら直しましょう。
ただ台風が近づいてきて風が強い場合は危険ですので、屋根に上るなどはしないで下さい!
雨漏りなどは家の中での対処である程度可能ですので、無理のないように!
窓のチェック
窓は台風の時に物が飛んできて割れる可能性があります。
もしついているなら雨戸を閉めておきましょう。
無い場合はガラスに飛散防止のフィルムなどを張っておくといざという時に安全です。
また飛散防止フィルムの中には防犯用も兼ねるものもありますので、一石二鳥になります。
排水溝のチェック
雨が多く降りますので排水溝が詰まっていないかの確認をしておきましょう。
屋根からの樋やベランダの排水溝にゴミが溜まっていませんか?
敷地外に出る排水管は詰まっていませんか?
確認しておきましょう!
最終確認をする
暴風で屋根や塀が飛ばされたり、雨漏りや浸水の被害が多い台風。
その為、普段から家の点検をし、壊れている箇所の補修や修理をしておきましょう。
ベランダや玄関周りに置いている鉢植えなども飛ばされる事も考えられますので、来る前にしまっておくといいでしょう。
また、雨水がスムーズに流れるよう、排水溝に葉っぱや枯れ木など詰まっていないかの確認も忘れずに行いましょう。
家の中の台風対策は?
これで家の外の対策はばっちりですね。
それでは引き続き家の中の対策を確認していきましょう!
浸水対策
毎年、多くの被害を出している浸水。
少しでも被害を防ぐ為に、家電はなるべく高い位置に置きましょう。
また万が一浸水しても大丈夫なように、コンセントは抜いて置きショートしないようにしておきましょう。
ガラス窓や玄関扉の補強
暴風により、ガラス窓や扉などが壊れやすく危険な状態になります。
その為、ガラスに養生テープや飛散防止フィルムなどを張るなど工夫しておくことで、ガラスが割れた際の飛散を防ぐ事が出来ます。
また、外から飛来物が飛んでくる場合もありますので、カーテンなどは閉めておきましょう。
避難経路の確認
避難が指示された際、避難場所への行き方などを確認しておくといいでしょう。
ご家族で話し合い決めておくと安心ですよ。
非常用品をまとめておく
非常食や懐中電灯、貴重品、救急薬品、着替えなど、必要なものを鞄にまとめておき、いつでも持って出られる状態にしておきましょう。
断水や停電に備える
台風により断水する事も考えられますので、浴槽やバケツなどに水を張っておくといいでしょう。
また、長期停電した場合、食べ物が腐ってしまうので、保冷材や発泡スチロールを用意しておくと冷蔵庫かわりとして使えます。
窓の台風の対策は?
風圧で窓が破れることは滅多にないですが、物が飛んできて当たって破れる可能性はありますので十分に対策しておきましょう。
- ヒビはテープで補強
- ガタツキは新聞紙を挟むなどして補強
- すき間から水がしみこんでくるなら、新聞紙や古布などをあてておく
- 雨戸があるなら閉めておく
- 雨戸がない場合は、割れた時のことを考え飛散防止をする
窓ガラスの飛散防止にはいくつかの方法があります。
養生テープや布テープを貼る
ガムテープは後ではがすのが大変ですのでできれば避けましょう。
養生テープとはこのようなものです。
カウネット きれいにはがせる養生テープ クリア 1巻関連ワード【ガムテープ 梱包テープ】 |
ガラス飛散防止フィルムを貼る
ガラスが割れた時に、破片が飛び散ることをかなり防げます。
ホームセンターやインターネットなどで1000円程度から販売されています。
窓ガラス防犯フィルムを貼る
ガラス飛散防止フィルムよりもやや割高ですが、窓ガラスが割れることを未然に防ぎます。
泥棒が窓ガラスを割って侵入することも防いでくれます。
こちらもホームセンターやインターネットなどで販売されていますし、工務店などで施工を請け負ってくれます。
台風の時カーポートはどうすればいい?
カーポートはもともとの造りが、想定外の風力に襲われた時、本体を守るために屋根が飛んでいくようになっているんですよ。
それがご近所さんの家や車などを壊し、損害賠償などの問題になることもしばしば。ぜひ対策しておきましょう。
具体的には
- 屋根材を補強する
- 支柱を補強する
それぞれカーポートのメーカーから補強材が販売されています。
個人で針金や縄で縛ったり、金属のアングルなどで補強することもできます。
屋根が割れて飛んでいくのが心配なら、ゴルフネットなどで屋根全体を覆ってしまうというのが一番安心かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
台風は突然やってくるものではありませんので、事前に対策しておくことで被害を少なくする事が出来ます。
もしもの時に備え、家族と落ち合う場所や、台風がきた際に危険となる場所の把握、常備品などを用意しておく事で、台風が訪れた際もスムーズに対応する事が出来ますね。
これからが台風の季節となりますので、早め早めの対策を心がけて下さいね。