お正月が過ぎ、新年の空気に体が慣れてきた頃になると、街を歩けば鬼を見かけるようになります。

鬼といえば!!節分ですね。

かわいい鬼から本格的な鬼までデザインも様々で、スーパーなとでは豆まき用の豆も販売されていますね。

小さなお子さんのいるご家庭ではお父さん鬼が大活躍するのではないでしょうか!?

一年の中の大切な行事。

自分や家族が厄年かどうかなんて、気にしたことはありますか?

実は行事などで豆まきをする人は厄年の人だって知っていましたか?

そこで今回は節分の豆まきと厄年の関係について調べてみました。

豆まきの由来は??

節分の豆まきの由来には諸説あります。

節分とは季節の分かれ目を意味し、昔は「せち分かれ」と言われており、立春などの季節の始まりの前日を“節分”と呼んでいました。

新年の始まりが立春にあたり、大切な節目となるため、立春の節分だけが残ったと言われています。

では、なぜ節分に豆まきをするようになったのか?

理由には諸説ありますが、米や豆には邪気を払う力があるとされています。

では、どうして米ではなく大豆なのか?

と思う方もいらっしゃるかと思います。

これは、豆は米よりも大粒で邪気を払うのに適していること、魔を滅する(=まめ)という言葉にも通じるためと言われています。

 

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厄年の人は豆まき専門なの?

厄年の人が豆をまくのにはワケがあります。

厄年の人は、いくつかの災難を身につけていると言われているため、邪気を追い払う豆の力をもって少しでも災難を払うようにするためと言われています。

ちなみに厄年は

  • 男性:42歳
  • 女性:33歳

これらが大厄とされ、最も気を付けなくてはならない年齢と言われています。

ですので厄払いの意味を込めて節分の日に豆をまくのです。

厄年だからと言って怖がることはありません。

豆をまいて、自分についている厄をすべて追い払ってしまいましょう!!

 

豆まきの鬼は誰がやればいいの?

我が家の鬼役は毎年お父さん!!

というご家庭が多いのではないでしょうか?

しかし、元々お父さんというのは、豆をまいて家の邪気を追い払う役目を担っていたのです。

お父さんは多くの場合、家長にあたりますから、お父さんを鬼役にするのは家から長を追い出してしまうことになるため、良くないと言われています。

また、鬼役は特に決まりがなく、誰がやってもよいという説もありますが、家長と厄年の人は豆まきに専念したほうが良いかもしれませんね。

 

 

まとめ

  1. 鬼を寄せ付けない(魔を滅する=まめ)という意味を込め、豆まきをする
  2. 厄年の人は、自分についた災難を豆の力で払うために豆をまく役をする
  3. 豆まきはお父さんにやらせてはいけない

いかがでしたか?

節分といえば恵方巻!という文化も定着しつつあるようですが、やはり節分といえば豆まき!という方が、すぐに思い浮かぶのではないでしょうか?

私も幼い頃、祖父が鬼になってくれて、思いっきり豆をぶつけていたものです(笑)。

“2月3日は節分で、豆まきをする”ということは知っていても、掘り下げて考えてみるということは少ないという人も多いはず。

小さいお子さんがいるご家庭などでは、節分についてあれこれ聞かれて戸惑う親御さんたちもいらっしゃるかと思います。

そんなことにならないよう、基本的なところだけでも知っておいて損はないですよ!!

それでは、皆様、鬼を追い払って幸せな一年を送りましょう!