待ちに待った節分!
皆さんの中にも豆まきを考えていらっしゃる方も多いと思います。
「鬼はそと福はうち」
と盛大にばらまく豆ですが、豆まきが終わったあと、余った大豆はどうしていますか?
大豆にはとても体に良い栄養がたっぷり詰まっており、ぜひ余った豆を活用して食べてもらいたいものです。
良く年の数だけ食べると言われていますが、それじゃもったいない!
そこで今回はこの大豆の効果について、また食べやすくなるレシピを紹介したいと思います。
大豆の栄養は?
まず初めに大豆に含まれる栄養ですが、
- タンパク質…3割
- 炭水化物…2.5割
- 脂質…2割
- その他(食物繊維、イソフラボン、カリウム、マグネシウム等)…2.5割
が大豆に含まれる栄養素です。
それぞれが私たちの体を作る上での重要な栄養素です。
ちっちゃな大豆にこれだけの栄養があるとは驚きですね!
そんな大豆は、世界中で栽培され主食、副食にもなる重要な食べ物の一つだといえます。
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大豆を食べる事の効能は?
大事な栄養素がぎゅっと詰まってっていることは分かりましたが、それぞれがどのような働きをしてくれるのでしょうか。
- タンパク質
- イソフラボン
- 食物繊維
の3つについて見ていきましょう
タンパク質
人の体、筋肉を作るには欠かせないものです。
大豆には肉と同等のタンパク質が含まれており、しかも肉に比べると脂質は少なくカロリーが低いためダイエット中の人にも向いていますよ。
そして、必須アミノ酸の一つ「リジン」は肉類のタンパク質に多く含まれているのですが大豆にも同じように多く含まれるため、「畑の肉」と呼ばれているのもこのことからです。
また、大豆のタンパク質は余分な体内の脂質と合わさり、体外に排出する働きもあるので血中の悪玉コレステロールを低下させる効果も期待できるようです。
イソフラボン
大豆イソフラボンというと一時期話題になりましたね。
女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た働きをするため、ホルモンバランスを整える作用があります。
エストロゲンは年齢と共に減少していくので大豆で補ってあげると良いですね。
食物繊維
大豆の食物繊維は不溶性(水に溶けない)なので、便のカサが増します。
そのため便秘の解消に期待が出来ます。
ただし、食べ過ぎると逆に下痢になることもあるので食べ過ぎには注意が必要です。
効果を期待するのであれば、一食で大量に大豆を摂取するのではなく、朝晩の副菜の一品として毎日継続して食べることが理想的です。
簡単な大豆のレシピは?
五目煮や煮物などの常備菜としても活躍できますが、子供から大人までおいしく食べられるレシピをご紹介しましょう。
“カリカリ大豆”というおやつ感覚で食べられるレシピです。
カリカリ大豆の作り方
① まず、水煮・蒸し大豆どちらでもいいので水気を良く切り、キッチンペーパー等で水分をふき取りましょう。
② 黒糖たれを作ります。黒糖(なければ砂糖)と水を2対1の割合くらいを鍋にいれ、軽く火を通します。少し粘りがあるくらいにすると大豆に絡みやすくなります。
③ 水分を取った大豆を素揚げします。きつね色になったらバット等にあげて油をきります。
④ 大豆を器に入れ、上から先ほどのタレをかけ、よく混ぜ合わせます。
冷めるとタレが固まり、カリっとした食感になります。甘辛いテイストにしたい場合はタレに使う水を醤油に変えてもいいでしょう。
健康的なおやつにも、箸休めの一品としても重宝しますよ。
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まとめ
節分の余った豆は水煮や蒸したりして冷凍をしておくと保存も可能です。
小分けしておくと様々な料理にチョイ足しができそうです。
たっぷりと栄養が含まれた大豆を毎日積極的に取り入れたいものですね。