最近ではイベントも増えてきた「ハロウィン」ですが、その「ハロウィン」も細かく見ていくとまだまだ知らないことがたくさんあるみたいです。
みなさんが知っている定番のものから、こんなものまで!?
と言ったものまで。そこで今回は「ハロウィン」について色々見ていきたいと思います。
ハロウィンの食べ物と言えば何?
早速ですが、まず最初に「ハロウィン」の食べ物について見ていきます。みなさんが「ハロウィン」と聞いて思い浮かぶものはやっぱり<かぼちゃ>ではないでしょうか?街のあちこちでかぼちゃのおばけを目撃しますしね(笑)けれど、実際、日本ではかぼちゃ料理が多く作られているようです。『パンプキンシチュー』や『パンプキンパイ』など、家庭で作る以外にもお店でも見かけることも多いかもしれませんね。
また、私は個人的にはそこまで強い印象はなかったのですが、<りんご>もハロウィンの定番の食べ物の1つなんだそうです。収穫を祝うとされている「ハロウィン」だけに、その名残として<りんご>も「ハロウィン」の定番としてあげられています。「ハロウィン」が生まれたとされるアイルランドでは、りんごを使ってトフィーアップル(日本で言うりんご飴のようなもの)やアップルサイダーなどを家庭で作るそうです。
りんご飴を家庭で作るところに思わず感心してしまいました。なかなか家では作る機会がないですからね。
スポンサーリンクハロウィンのお菓子と言えば何?
さて、食べ物とくれば、次はお子さんの大好きな「お菓子」です。
「ハロウィン」と聞くと、子どもたちが『お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ』と言って、家を回ってお菓子をもらう、という姿をテレビなどで目にする機会がありますが、いざ「ハロウィンのお菓子」と言われると思い浮かぶものと言えば、子どもたちに配る飴やクッキーなど大量に配りやすいお菓子ではないでしょうか?しかし、調べてみるとアイルランドではこんな素敵な伝統料理がありました。『お菓子じゃないの?』と思われるかもしれませんが、ハロウィンパーティーにはかかせない<ケーキ>だったので、お菓子の部類としてご紹介させて頂きますね。
その名も<バーンブラック>。これは、フルーツケーキのことを言います。けれど、このフルーツケーキ、ただのフルーツケーキではなくて、なんと・・・なんと!!中に、指輪やコインなどが入っているケーキなんです。焼くときに、あらかじめ中に入れておいて、切り分けて食べるときに中からそれらが出てくるという仕掛け。入っているものによって運勢を占うのだそうです。
例えば、こんな感じです。
●指輪→結婚が出来る
●コイン→お金持ちになれる
など。
ハロウィンの夜に、こんなに楽しいケーキで家族や友達、仲間と過ごす時間はきっと楽しいはずです。ハロウィンの定番のお菓子としてぜひおすすめですよ。
ハロウィンのキャラクターと言えば何?
ところで、みなさんは「ハロウィン」と聞いて思い浮かべるキャラクターって何がありますか?やっぱり定番のかぼちゃのランタン、でしょうか?名前は<ジャック・オー・ランタン>と言います。街中の装飾にはもちろん、絵本などお話の中にも登場したりしますからね。みなさんの記憶の中では、きっとハロウィンの主役、なのではないですか?ディズニーなどでも登場しているくらいですし・・・。
そもそも、顔の形にくり抜いたかぼちゃの中にろうそくを入れ玄関に置くことで、10月31日にやってくるゾンビを追い払っていたのだそうです。一言で言えば、魔除け、です。死者の霊がやってくると恐れられていた日に、その霊から身を守るために生まれた<ジャック・オー・ランタン>はある意味、ヒーロー、なのかもしれませんね。
そんな<ジャック・オー・ランタン>の他にも、「ハロウィン」の定番として考えられているキャラクターが実は結構いるんです。
●ゴースト→死者が生き返った姿をイメージして作られたらしい
●ゾンビ→死んだはずの人間がよみがえったという化け物
●ヴァンパイア→吸血鬼で、噛んだ人間も吸血鬼になる
●フランケンシュタイン→死体をつなぎ合わせて作られた人造人間
●狼男→狼に取りつかれて、昼間は人間、満月の夜に狼男に変身する
●ミイラ男→死後、体が腐敗しないように白い布でぐるぐる巻きにされたもの
どれも聞いたことのあるものばかりだと思います。しかもハロウィンパーティーなどでもよく目にすると思います。けれど、実際のところ、そもそも「ハロウィン」に登場するお化けはこんなにも種類があったわけではなくて、死者の霊・・・つまりゾンビだけだったのだそうです。それが、「ハロウィン」という行事が伝わっていく中で、イベントとして流行出したことをきっかけに増えていきました。
ハロウィンの仮装と言えば何?
「ハロウィン」のキャラクターの話をしたところで、年々ハロウィンの仮装がエスカレートしているように感じますが、みなさんはどう思いますか?「ハロウィン」がイベントとして流行出したとはいえ、私たちが記憶していて、尚且つ、テレビなどで目にするのは、子どもたちがお化けの格好をして家々を回り「Trick or Treat?」と言ってお菓子をもらう、と言った光景のように思います。子どものための行事?と思わず言いたくなるほど、強い印象ではないでしょうか?
それが日本では、「ハロウィン」といえば、仮装をするイベントとして定着してきています。そのイベントも年を重ねるごとにレベルをあげており、「ハロウィン」の時期に店先にコーナーを設けるほどの気合の入れようです。
先ほど言った通り、当初は「お化け」が主体だった仮装も、定番のキャラクターとしてあげたかぼちゃのおばけにヴァンパイアをはじめ、ミイラやゾンビ。更に魔女や黒猫。そして、近年ではアニメのキャラクターや実写映画のコスプレをする人まで出てきています。徐々に、「ハロウィン」の仮装と言っても、特に決まりがなくなってしまってきているのかもしれませんね。
ハロウィンと言えば何がある?
元を正せば、10月31日に秋の収穫を祝い、更にかぼちゃのおばけを飾って死者の霊を追い払う日です。死者の霊が街の中をさ迷い歩く中で、自分に乗り移らないようにするために、人々が自らおばけの仮装をして悪霊たちの目をくらましたのが仮装の始まりと言われています。それが、時代が進むにつれ、アメリカやイギリスのようにお化けの仮装をした子どもたちがお菓子をもらいに家々を周ったり、日本のように仮装をして楽しんだりと、言い伝えられる間に変化していきました。この過程を見ると、「ハロウィン」と言って連想するものが「仮装」なのも頷けますね。
まとめ
「ハロウィン」と一言で言っても、まだまだ知らないことばかりで驚きました。ただその時期に漠然と「ハロウィン」の仮装を見て、かぼちゃ料理を食べて過ごしてきましたが、実は関連することって結構あるものですね。日本と海外と認識の違いや、食文化など意味深く調べることが出来た気がします。この知識を今年の「ハロウィン」は子どもに自慢しようと思います。