お城というとどんなお城を思い浮かべますか?

女子であれば、ヨーロッパのロマンチックな感じのお城でしょうか。

しかし日本のお城もロマンがあって素敵ですよね。

特に姫路城は今、お色直しを終えて見事な白鷺城に生まれ変わっています。

青空に白い壁が生える美しいお城。一度訪れてみてはいかがでしょう。

歴女という言葉があるように、今、歴史が女子にも興味の対象のようです。

日本のお城も注目されているようですよ。

在りし日の武将の姿を思い起こされるお城について調べてみました。

国宝に指定されている城の一覧

国宝のお城は

① 姫路城
姫路城イ、ロ、ハ、ニの渡櫓、姫路城乾小天守、姫路城西小天守、姫路城大天守、姫路城東小天守

② 松本城
松本城天守

③ 犬山城
犬山城天守

④ 彦根城
彦根城天守、附櫓及び多聞櫓

⑤ 松江城
松江城天守

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姫路城について

姫路城は兵庫県にあるお城で、天を舞う白鷺のように見えるため、別名白鷺城(はくろじょう、しらさぎじょう)とも呼ばれています。

木造建築の最高傑作と言われている姫路城が、初めて姫山の地に砦が築かれたのは、赤松氏の時代と言われています。

赤松氏の後、羽柴秀吉、池田輝政、本多忠政が拡張して1617年、現在の姫路城の全容が整いました。

姫路城は天守閣に近づけないような迷路を思わせる縄張りをはじめ、敵を攻め込む仕掛けが各所に見られます。この仕掛けを見ながらお城を見学するのも楽しいですよ。

 

 

入城料 大人1000円 小人(小中高)300円
開城時間  9:00~16:00(閉門17:00) 夏季(4/27~8/31)は9:00~17:00
休城 12/29、30

松本城について

松本城は長野県にあり、現存する五重六階の天守の中では日本最古のお城です。

黒と白のコントラストが美しく、北アルプスを抱いた威風堂々とした見事な景観で、季節ごとに見せる様々な表情が美しい松本のシンボルとして親しまれています。

松本城は戦国時代に造られた深志城が始まりです。

武田信玄が信濃支配の拠点とし、本能寺の変後、深志城を回復して松本城と改めました。

豊臣秀吉が天下統一を果たすと松本城は石川氏に代わります。

この石川氏は豊臣秀吉への信頼の厚い武将で秀吉の大阪城が黒で統一されていたため、秀吉への忠誠のしるしとして松本城も黒くしたといわれています。

 

 

入城料 大人610円 小中300円
開城時間  8:30~17:00(入城は16:30) GW夏季は時間延長あり
休城 12/29~1/3

犬山城について

犬山城は愛知県にあり室町時代に織田信長の叔父織田信康によって建てられ、天守閣は現存する日本最古の様式です。

木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守閣からの眺めはまさに絶景で、木曽川、御嶽山、岐阜城、名古屋駅のビル群など、山あり、川ありの絶景が見渡せます。

なんと、2004年までは日本唯一の個人所有のお城だったそうです!!

 

 

入城料 一般 550円 小中 100円
開城時間  9:00~17:00(入城16:30)
休城 12/29~31

彦根城について

彦根城は滋賀県にあるお城です。

井伊直継、直孝によって、約20年の歳月をかけて建設され、元和8年(1622年)に完成しました。

月明かりに浮かぶ彦根城は琵琶湖八景の一つに数えられています。

別名 金亀城(こんきじょう)といわれますが、これは彦根城築城以前、彦根山上にあった寺院に金の亀に乗った観音像が安置されていたためといわれています。

入城料 一般 600円 小中 200円
開城時間  8:30~17:00
年中無休

松江城について

松江城は島根県にあります。

入母屋破風の屋根が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」と呼ばれています。

天守閣の最上部の屋根にあるシャチホコは木彫りで銅張の高さが約2メートルもあり、現存するものの中では最も大きいものです。

また最上階の天守には手すりがめぐらされて、壁のない望楼が広がり、松江市街や宍道湖が一望できます。

地上30メートルから一望する景色は素晴らしく、まるで城主になったような気分に浸れます。

城山公園内には散歩道があり四季折々の自然が楽しめます。

入城料 大人560円 小人280円
開城時間
本丸7:00~19:30(4月~9月)8:30~17:00(10月~3月)受付は30分前まで
登城8:30~18:30(4月~9月)8:30~17:00(10月~3月)受付は30分前まで
年中無休

まとめ

今、お城めぐりはブームになっています。

築城した時代によって戦に上手く対応できたり、権力を示したりといろいろですね。

国宝とは関係ないのですが、熊本地震で大きな被害を受けた熊本城は、今「復興城主」を募集しています。

熊本城総合事務所に行くか、専用の振込用紙を取り寄せて送金するそうです。

国宝のお城の中には一般の方の寄付によって修復したというお城もあります。

在りし日のお城に復元するために参加するのもいいのではないでしょうか。