財布の中がパンパンになるほどの小銭や、ちょっと千円札に崩したいな…という事が一度や二度あるのではないのでしょうか?
そんな時はお近くのATMを利用してみましょう。
制限はいろいろあるのですが、知っておけば役に立つ情報をお教えしましょう。
銀行や郵便局のATMで小銭を入金できるの?
大手銀行や郵便局のATMではここ数年で小銭の入金が可能になったものがずいぶん増えてきました。
しかし、一部の銀行ではまだ未導入のATMがあるので自分の取引銀行では出来るかどうか確認が必要です。
また、ATMで硬貨が入金できる機械であってもいろいろと条件があります。
- 場所
- 時間
- 枚数
です。
硬貨入金できる店舗内ATMでも気に留めておかなければならない事は二つ。
- 時間
- 枚数
「時間」ですが、平日の営業時間内までしか取引できないようになっています。
だいたい平均すると朝9時から夜6時くらいまでの時間帯の様です。
これは、ATM自体がお札に比べて硬貨を使った時の方がはるかに故障しやすいという理由が一つあります。
壊れた機械を対処する銀行員がいる時間帯でしか使用できないようになっているようです。
次の「枚数」。
これは一度に硬貨入金口に入れることのできる枚数が大体100枚以内であるということです。
それ以上になるとまず硬貨口に硬貨が入りきれませんし、機械自体も多くの枚数を数えられません。
大量の硬貨を入れると故障もしやすくなります。
機械が硬貨を数えるにはかなりの時間がかかります。
たとえ50枚ほどだったとしてもお札の時とは雲泥の差があるほどの時間です。
時間に余裕のある時、ATMが込みにくい日(店舗によりますが1,10,15,20,25日、月末、年末年始は込みやすいです)を選んだ方が安心です。
もし、自分がたくさんの硬貨を入金途中で故障した!となると後ろの人に大変申し訳ないですよね。
多くの硬貨がある時は窓口での入金の方がはるかに素早く終了するときもありますよ。
スポンサーリンク銀行や郵便局のATMで小銭を引き出せるの?
硬貨での取引に対応しているATMでは可能です。
しかし、銀行によっては振込時のおつりには対応しているものの、引き出しでの硬貨対応はできないというATMもありますので確認が必要です。
これも入金と同じく店舗内ATMで平日の営業時間内でのみ可能という制限もあります。
また、金種の指定はできませんのでご注意を!最大金種でお金は出てきます。
ATMで両替する方法はあるの?
ATMでの両替も金種によっては可能なものがあります。
では、1万円札を千円札10枚に両替したい時を例に説明しましょう。
お札のみでは出来ないので、引き出しのできる通帳もしくはキャッシュカードが必要になります。
まず、両替をしたいお札を口座に入金をします。
それから「お引き出し」の取引ボタンを押し、引き出したい金額を入力するときに「10」「千円」を押しましょう。
すると千円札が10枚出てきて両替をしたのと同じになりますよね。
ただし、この方法は千円札に両替したい時のみ有効です。
ATMでは5千円は出金しない仕組みですし、金種指定はできません。
それともう一つ、千円札は99枚までしか出金できません。
銀行がお客様にお札を渡すときは100枚で1つの束として帯封で巻いたものをお渡ししなければいけません。
ATMではその1束を出すことが出来ないからです。
金種を指定したい場合、100枚以上に両替したい場合は通常通り窓口での両替になります。
まとめ
ちょっと千円札や、小銭が要り用になった場合にこの手段はとても使いやすいので覚えておくと便利です。
窓口での大量の両替、入金は銀行によっては手数料がかかることもありますので事前にチェックしておきましょう。