普段は特に神社仏閣に訪れることのない人でもお正月の初詣は欠かせないという人も多いのでしょうか?

毎年参詣しているのに今年はどうしても行けない!

何か良くない事でもあるのでは?

運気が下がるの?

と心配になるのは当然の事。

そんなあなたの不安を解消しましょう。

初詣に行かないとどうなるの?

特に問題はありません

初詣に行って、一年の初めにお祈りをすると一年を安心して過ごせるようなほっとした気持ちになりますよね。

神様のパワーを頂いたような安心感を得られるのでしょう。

しかし、参拝しなかったからといって神様が何か意地悪をするわけではありませんよ。

何か悪いことが起きるのではないかと不安な気持ちを持つ必要はありません。

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初詣の由来と意味は?

「初詣」というのは地域によって違いはありますが、1月1日から1月7日までの間に今年に入って初めてお参りをすることです。

一年の始まりに神社やお寺にお参りし、一年間何事もなく安泰に過ごせますようにとのお祈りをすることです。

初詣の由来は日本の古い習慣の「年籠り」というものからきていると考えられています。

これは大晦日から元日の朝にかけて家族の長が氏神様の社にこもって祈り、新年を迎える習慣です。

平安時代のころにはすでに行われ、千年以上はこの習慣が続いていたようです。

それが今の形のような様式になったのは明治時代のころからなのでまだ初詣としての歴史は新しいもののようですね。

初詣に行かないと運気が下がるの?

  • 運気が下がる
  • 罰が当たる
  • 病気になったりする

こういった事は、初詣とは一切関係はありません。

初詣に行かなかったからといって不安になることはありません。

体力的に難しい、病気である、妊娠中である、赤ちゃんがいるなど、他にもたくさんの事情により初詣に行けない人もたくさんいます。

無理をして参拝をする方がよっぽど危ないですよね?

行かれない時は自宅ででも結構ですので心の中で「今年も良い年になりますように」と願いを込めるだけでも十分ではないでしょうか。

大切なのは新しい一年の始まりへの感謝と祈りだと思います。

初詣に行かない方が良い人はいるの?

  • 他の宗教を熱心に進行している
  • 忌中の人

この方たちは避けた方が良いでしょう。

他の宗教徒

世界にはたくさん宗教があり、異教徒に対して排他的な教えの宗教もあり、またキリスト教徒であっても神社への参拝は大丈夫だという考え方もあります。

日本人は無宗教といってもいい人も多く、また「八百万の神」の存在もあるため宗教に対しての考えが浅い部分もあるので注意をしたいところです。

宗教を信仰している人には無理に初詣にお誘いしないという事を覚えておきましょう。

忌中

近親者が亡くなって49日の間を忌中と言います。

神社ではこの間は慶事を避けることとなっていますので初詣には行かない方がいいでしょう。

49日を過ぎると「喪中」となりますが、この場合は神社に訪れても構わないようです。

お寺の場合は忌中でも喪中でもどちらも制限はないので、お墓参りとともに初詣をという方もいらっしゃいます。

 

 

 

まとめ

初詣に行かれなかったからといって運気が下がるという事もなく何も不安に思う必要が無いことが分かりました。

あたりまえの習慣であったため、突然行けないとなるとなんとなく抵抗ある気持ちが生まれるのですが、大切なのは参拝する心です。

自分が行かれる時に行き、神様へお参りすることが出来ればそれでいいのではないでしょうか?