今や国民の約4人に1人が、頭痛で悩んでいるといわれるくらい、頭痛は国民病ともいえる病気です。
頭痛には、季節的な要因はないように思われますが、実はそうでもないのです。
夏に起こる頭痛の原因とその対策について考えてみましょう。
夏の頭痛の原因は?
頭痛の中には,
- 生理に関連する頭痛
- 更年期障害に伴う頭痛
- 緊張型頭痛
- 片頭痛
- 肩こり・首こりに伴う頭痛
- 寝不足や忙しさからくる頭痛
- 精神的なストレスからくる頭痛
- 二日酔いに伴う頭痛
- 暑さに伴う頭痛
- 寒さに伴う頭痛
- 気圧の変化による頭痛
など、様々な頭痛がありますが、ここでは、特に暑さに伴う頭痛の原因について考えてみましょう。
夏の暑い日、冷房のよく利いた室内から暑さの厳しい屋外に出ると、急激な気温の変化に体がついていけず、頭痛を起こしやすくなります。
冷房で体が冷えると、体の筋肉が収縮し、血流が悪くなります。
さらに涼しい部屋から暑い屋外に出ると、今度は反対の現象が起こります。
このように温度差が大きくなる状態を頻繁に体感しているうちに体内の調節機能が乱れ、症状が現れるようになります。
冷えによって、頭痛が強くなりやすいのもこれが原因だと言われているようです。
本来であれば私たちの体には、季節の気温の変化にはキチンと対応できるようになっていますが、このような気温差の激しい環境に長時間身を置くと、その調節機能も鈍くなって、様々な症状が出るのです。
また夏の強い日差しで脳が刺激されて頭痛の原因となることもあります。
その他にも、水分不足で血液がドロドロになって、血流が悪くなることが、頭痛の原因ということもあるようです。
また気圧の変化で頭痛が起きるということも言われています。
気圧が変化することで頭蓋骨内の圧力が変化して血管の収縮が起こり、血管が広がるときに周囲にある三叉神経が刺激されて片頭痛のような痛みを伴うこともあるようです。
スポンサーリンク夏の頭痛の対策は?
夏の頭痛の対策としては、まず室内と屋外の温度差を少なくすることが、大切です。
節電のためによく言われることですが、クーラーの室温設定を27~28℃くらいにしましょう。
とはいっても、ほかの人もいるので、そうはできないということはよくあります。
カーディガンを羽織ったり、ひざ掛けをかけたりして、夏でも防寒をすることが大切です。
気圧の変化のせいで起こる頭痛は血管が収縮したり拡張することで起こるため、痛みのある部分を冷やしたり、大きな音や強い光など、極度の刺激を避けたり、ストレスをためないように気を付けましょう。
そのためにも十分睡眠をとって、何より生活リズムを整えることが大切です。
夏の頭痛の予防法は?
夏は気温が高ためにクーラーの設定温度を低くしがちです。
できるだけ室内の温度と戸外の温度差を小さくするように心掛けましょう。
また、一度クーラーをつけたらそのままにするのではなく、こまめに温度設定を上げたり、下げたりして冷えすぎないように注意しましょう。
食べ物や飲み物も、ついつい冷たいものを口にしたくなりますが、冷たい飲み物を飲みすぎないようにしましょう。
食べ物についてもよく冷えたものが口当たりよく、おいしく感じられがちでが、グッと我慢してできれば少しは、温かいものも食べるようにしましょう。
夏野菜(トマト、きゅうり、なす、パプリカなど)を多く摂るようにすれば、体を冷やす効果が期待できます。
また入浴も大切です。シャワーでなく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体をあたため、リラックスしましょう。
まとめ
このように頭痛といってもいろいろあるのですが、まずは暴飲暴食、夜更かしを避けて規則正しい日常生活、食生活、そして適度の運動を心掛けて、ストレスに強い体を作ることが夏の頭痛だけでなく、何よりも健康につながります。