見ためも可愛らしく甘くておいしい桃ですが、「不老不死の実」や「仙人の果実」と呼ばれるほど昔から健康に良いものとされてきました。
また、硬い皮や細かい種もないので気軽に食べやすく、子どもからお年寄りまで人気がありますよね。
そんなおいしい桃には様々な健康効果があることをご存知でしょうか。
あまり知られていない桃の健康の秘密をご紹介します。
桃の栄養成分は?
桃はとてもやわらかく、食べた時に果汁が口の中にじゅわっと広がりますよね。
そんな桃はおいしいだけでなく、健康にも良い成分が含まれています。
桃の主な成分は水分ですが、他にもこのように様々な栄養成分が含まれています。
- カテキン
- 食物繊維(ペクチン)
- カリウム
- ナイアシン(ビタミンB3)
- クエン酸
桃に含まれる成分には健康促進効果のあるものばかりです。
暑さで食欲が落ちてしまいがちな夏こそ桃を食べて元気になっちゃいましょう。
スポンサーリンク桃の効能は?
桃には様々な栄養素が含まれており、それらは体の調子を整えてくれます。
桃を食べるとどのような効果があるのか具体的にみていきましょう。
女性の喜ぶ効果がたくさん
桃には皮膚や粘膜を健康に保ち、肌や内臓の老化予防効果もあります。
不規則な生活やストレスで乱れがちなターンオーバーを整えてくれるので、ニキビやしみなどの肌トラブルを予防・改善しアンチエイジング効果も期待できます。
女性に多い冷え症やむくみ、貧血の改善効果もあります。
便秘や下痢の予防
食物繊維の一種である「ペクチン」は腸の調子を整え、便秘や下痢の予防に効果的です。
余分な水分や老廃物をスムーズに排出する手助けをしてくれます。
生活習慣病予防も
桃に含まれるカテキンには抗酸化作用があり、老化防止やがん予防などの免疫力を高める効果があります。
他にも高血圧予防やコレステロール値を下げる働きもあるので、特に数値の気になる中高年にもおすすめです。
暑い夏を乗り切るための効果も
甘い桃には果糖が多く含まれているので夏バテ予防や食欲不振の解消などに役立ちます。
酸素や栄養素を体中に素早くいきわたらせる効果もあるので疲労回復効果も抜群です。
桃の旬はいつ?
桃は気温の上がってくる6月頃から暑さが落ちついてくる9月ごろまで店頭に多く並びます。
その中でも桃の旬は7月~8月の特に暑い時期です。
夏になると冷やした甘い桃を食べたくなりますよね。
ちょうど旬の時期なので夏はデザートにもおすすめです。
夏は冷たいものばかり食べてお腹を壊しがちですが、桃は意外にも体を温める効果がありますので、夏場の冷え性対策にもばっちりです。
傷みやすいフルーツなので購入しましたらおいしいうちにすぐに食べてしまうのがいいでしょう。
まとめ
桃には老若男女問わず嬉しい成分がたくさんありますので、旬であるこの夏にぜひ桃を食べてみてはいかかがでしょうか。
そのまま食べるのもいいですが、凍らせてシャーベットにしたり、ミキサーなどでジュースにしてもいいですね。桃のパワーで暑い夏を乗り切りましょう!