「土用の丑の日」堂々とうなぎを食べられる、うなぎ好きにはたまらない一日ですよね。
うなぎを食べるのは好きですが、意外と土用の丑の日やうなぎについて知らないことが多かったので、うなぎや土用の丑の日について調べてみました。
- 2016年の土用の丑の日はいつ?
- 土用の丑の日にうなぎを食べる理由は?
- うなぎの旬は夏じゃないの?
2016年の土用の丑の日はいつ?
2016年の土用の丑の日は
『7月30日(土)』です。
2015年は7月24日と8月5日の2回ありましたが、
2016年の土用の丑の日は7月30日の1回のみ。
土用の丑の日というと、大概の人は「夏に年一回あるだけでしょ」
といったイメージを持っていますよね。
実は、土用の丑の日は春・夏・秋・冬それぞれにあり、回数も年6回もあるんです。
ちなみに、うなぎを食べる習慣は”夏の土用の丑の日”だけ。
スポンサーリンク土用の丑の日にうなぎを食べる理由は?
土用の丑の日はうなぎが食べられる、
そんな嬉しさだけで小さい頃からうなぎを食べて土用の丑の日を過ごしてきました。
しかし、なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか?
調べたところ、2つの説がありました。
【平賀源内説】
時代は江戸時代。
うなぎが全然売れなくて困っているうなぎ屋がいました。
売り上げアップの方法を天才・平賀源内に相談したところ、
「本日土用の丑の日」と書いて店先に貼り出しておけ、と言われました。
半信半疑ながら平賀源内に言われたとおりにしたところ、なぜかお店は大繁盛。
それを他のうなぎ屋も真似をするようになり、習慣化され現在に至る。
【「う」の附く物説】
丑の日に「う」の附く物を食べると夏負けしない、という風習がありうなぎが食べられていた。
昔はうなぎ以外の「う」が附く物、
うめぼし、うり、うどん、うま、うしなども食べられていたようです。
しかし、現在ではうなぎだけが残っています。
時代は江戸時代、もしくはそれ以前からあった風習のようです。
どちらの説が正しいのかは分かりませんが、
とりあえずうなぎを食べる大義名分があるのは嬉しい限りですね。
うなぎの旬は夏じゃないの?
土用の丑の日にうなぎを食べるからうなぎの旬は夏なんでしょ、
そう思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか?
調べたところ、実はうなぎの旬は
『冬』でした。
秋~冬の寒くて餌も少なくなる時期に備えて、
うなぎは身体に脂肪を蓄えるので美味しくなります。
ただし、これは”天然うなぎ”の場合。
”養殖うなぎ”は夏の方が美味しいんです。
養殖だと人間の都合に合わせて旬の時期を調整できるので、
夏の土用の丑の日に合わせて養殖しているようですよ。
夏バテ予防の食材としてはピッタリなんです。
旬はともかく、栄養学的な観点からしても、夏にうなぎを食べることは間違いなさそうです。
まとめ
いままで何も知らずにうなぎを食べていましたが、いろいろな裏話があったことにビックリしました。
今年の夏も暑くなりそうですし、栄養たっぷりのうなぎを食べて猛暑を乗り切りましょう!