家電量販店に行くとびっくりしますが、今、洗濯機にはたくさんの種類があります。

特に多く陳列されているのは正面に丸い窓があり、衣類乾燥機能がついている「ドラム式洗濯乾燥機」です。

でも、洗濯機に乾燥機能は必要なのでしょうか。

乾燥機が必要であれば、洗濯機+衣類乾燥機でもいいし、そもそも機械で乾燥する必要がない場合もあります。

洗濯機と乾燥機は別々がいいか、それとも一体型がいいか、それぞれの特長をご紹介していきたいと思います。

 

洗濯機と乾燥機が別の方がいい理由は?

洗濯機と乾燥機を別々にする場合は、縦型の洗濯機能のみの洗濯機+衣類乾燥機になります。

この場合、洗濯機と乾燥機を別々にすることで以下のようなメリットがあります。

 

最初にかかる費用

まず、製品そのものを購入するときの費用が安くすみます。

縦型の洗濯機は、ドラム式よりもかなり安く購入することができます。

それに衣類乾燥機と、その乾燥機を設置するための専用棚を購入しても、トータルでもドラム式よりも安くおさえることができるでしょう。

 

メンテナンスや買い替えの費用

縦型洗濯機でも、故障した時や経年劣化による部品交換などは必要になってきますが、それにかかる費用もドラム式より安くすみます。

使用頻度にもよりますが、ドラム式は5~7年ほどで買い替える必要がありますが、縦型洗濯機は10年以上使用できる場合もあり、寿命が長い傾向にあります。

洗濯機もしくは乾燥機が故障した場合に買い替えをするとしても、片方だけを買いかえればよいので、そのぶんお金もかかりません。

 

洗濯と乾燥が同時にできる

洗濯物の量が多いときなど、洗濯と乾燥を同時に行いたい場合、洗濯機と乾燥機が別々であれば、洗い終わったものから乾燥機にかけて、その間に次の洗濯をすることができるのでトータルの時間が短縮されます。

 

洗濯を重視して、乾燥機はあまり使わないのであれば、洗濯機と乾燥機は別々がおすすめです。

 

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洗濯機と乾燥機が一緒でもいい理由は?

洗濯機と乾燥機が一緒の場合は、乾燥機能付きの縦型洗濯機か、ドラム式の洗濯乾燥機になります。

この場合、洗濯機と乾燥機が一緒であることによって以下のようなメリットがあります。

 

洗濯から乾燥までの作業の簡単さ

夜中に洗濯機をまわして、朝には乾燥まで終わっているという便利さは、洗濯機と乾燥機が一体でないとできません。

ですが注意したいのは、縦型洗濯機の乾燥機能は、正直あまりきれいに仕上がりません。仕上げに少し使用する程度の機能と考えた方がいいです。

ほぼ毎日乾燥機能を使う場合は、やはりドラム式がよいでしょう。

 

製品の選択肢が多い

衣類乾燥機は選べる機種がかなり限定的ですが、ドラム式は各メーカーから多くの機種が出ており、予算や必要な機能、各メーカーの特長によって選ぶことができます。

 

エコ

ドラム式は使う水の量が少なく、洗剤も少量ですみます。

洗濯から乾燥までボタン一つで終わるので、夜間の電力の安い時間帯に使用することも可能です。

 

便利さを優先したいなら洗濯機と乾燥機が一緒のもので、なおかつ乾燥機能の使用頻度が高くて節水を求めるならばドラム式洗濯乾燥機がおすすめです。

 

乾燥機は必要なの?

乾燥機は、ライフスタイルや使用する人の好みによっては必ずしも必用ではありません。

日中に屋外に干して乾かし、雨のときでも部屋干しで十分という場合は、乾燥機は使わなくてすみます。

機械で乾燥させると、どんなに高性能の乾燥機でも、干して乾かすよりもシワや縮み、においが気になる場合もあります。

衣類専用の乾燥機がなくても、ほかの機械で乾燥できるものもあります。

 

乾燥機の代わりになるものは?

では、衣類専用の乾燥機以外で乾燥に使えるものは何があるでしょうか。

浴室に浴室乾燥機がある場合は、浴室内に洗濯物を干して乾かすことができます。

ですが、乾燥のパワーは乾燥機よりも劣るため、完全に乾くまでに時間がかかります。

また、部屋干しして衣類乾燥にも使える除湿機もあります。

 

まとめ

干す場所が足りないくらい洗濯物が多いとか、必ず夜洗濯しなければならないといった場合を除けば、必ずしも乾燥機が必要ということはないと思います。

ただ、やはりあると便利なものです。機械で乾燥させると、ふんわり仕上がるメリットもあります。

洗濯はほぼ毎日する家事なので、できるだけ負担にならないような方法がいいですよね。

予算や、自分と家族のライフスタイルによって決めましょう。