毎日の料理に欠かせない「人参」。
家庭で収穫できれば家計にも大助かり。
自分で育てたものだとより安心でおいしく感じますよね。
今回は家庭菜園でも人気のある人参栽培について調べてみました。
人参の栽培方法は簡単なの?
家庭菜園で人参を栽培するにはそんなに難易度が高いものではありません。
基本的な育て方をすればある程度の収穫が期待できるとあって、家庭菜園初心者の方がまず手始めに行うにはもってこいの野菜でしょう。
スポンサーリンク人参の種まきの時期と方法は?
種をまく時期は一年に2回あります。
春(3月下旬~4月上旬)、夏(7月中旬~8月下旬)の2回で、どちらも種まきから約3か月で収穫が出来ます。
害虫の少ない夏に種をまく方がより初心者向きと言えます。
人参は比較的温暖な気温を好みます。
種まきから収穫までを通して15℃から25℃くらいの気温が適しています。
露地栽培、プランター栽培どちらでも植えることができます
人参の栽培方法は?
より大きな人参を収穫したいのならば露地栽培が適しています。
まずは、畑づくりを種まきの2週間くらい前に行いましょう。
1㎡あたり150gくらいの苦土石灰を撒き耕し、それから1週間後に堆肥を蒔いておきます。
さらに1週間後、いよいよ種まきです。
深さ1㎝のところに種を直播きし、隣の種とは1㎝間隔で植えていきます。
土をかぶせたらぎゅっと土を押さえつけて種と土がなじむようにします。
これで種まき完了です。
後は発芽するまで、土が乾燥しないように小まめに水やりをします。
乾燥が強い時期には発芽まで不織布を土の上にかぶせて乾燥を防ぐようにします。
発芽をしたら間引きになります。
人参の間引きは3回ほど行います。
まず、本葉が1.2枚のころ、隣の芽との間隔が2㎝くらいに間引きをします。
その後、3.4枚で4㎝間隔、5.6枚で10㎝間隔になるまで行いましょう。
発芽をしてからの水やりはこまめにする必要がなく、土が乾いたら水やりをするという程度で大丈夫です。
追肥は3回目の間引きまえに行う程度で、小まめにする必要もありません。
人参は養分が少ないほど根を深く伸ばしていくもので、栄養が多い場合は枝分かれして二股、三股の人参が出来る原因にもなります。
土づくりには少し手間がかかりますがこれをすることでより良い人参が育ちます。
人参のプランターでの育て方は?
プランターで育てるのなら「ミニニンジン」「ベビーキャロット」の種を植えてみましょう。
小ぶりで柔らかいので丸かじりでき、料理の飾りとしてもとてもかわいいものです。
露地栽培の人参より手軽に育てやすいでしょう。
まず、60㎝くらいの深さのあるプランターを用意しましょう。
土は一般的に売られている培養土で大丈夫です。
こちらも露地栽培の人参と同じ育て方です、きちんと間引きをして人参が大きく成長できるようにしましょう。
収穫の目安は土から出ているオレンジ色の部分が直径1.5㎝くらいになると食べごろです。
まとめ
水やりと間引きをきちんと行えば比較的簡単に栽培出来そうですね。
種から収穫、そして食卓までがとても楽しくなりそうです。
ホームセンターなどでもいろんな種類の人参の種が販売されていますので、好みに合いそうな種を植えてみてはいかがでしょうか?