ハロウィン」と聞いて思い浮かぶものって何ですか?

ピンとくるのはやっぱり『かぼちゃ』ではないでしょうか?

私の場合はパンプキンパイだったりするのですが・・・(苦笑)けれど、一般的には、街中で見るハロウィンの装飾には決まって『かぼちゃ』がありますよね。

顔が彫られているかぼちゃのランタン。最初は不思議に思ったものですが、時がたつとやっぱり詳しく調べることもなくなってしまいますよね。

そこで、今回はその『かぼちゃ』のランタンについて色々見ていきたいと思います。

ハロウィンのかぼちゃのお化けの名前は?

さて、早速ですが、ハロウィンには付き物の『かぼちゃのランタン』ですが、おそらく日本では『かぼちゃのおばけ』という言葉のほうがしっくりするかもしれません。

そのせいか、正しい名前を思い出すのが難しいのが本音です。そこで、正式名称をあげておきましょう。

「”Jack-o”-Lantern”」と書いて「ジャック・オウ・ランタン」と呼びます。

記憶の中を辿れば一度くらいは耳にしたことがある言葉なのではないでしょうか?

この言葉を日本語に言い換えると、「ジャックの灯り」となるんです。つまり例えて言うなら、灯り=ランタンは、提灯(ちょうちん)のような物だと思ってもらえたら分かりやすいかもしれません。

そうなると、直訳で「ジャックが持っている提灯」などという意味になりますね・・・。

まあ、直訳なので、訳し方によっては少し違ってくるかもしれませんが・・・。

・・・とはいえ、「何故、ジャック?」と個人名が出てくるのしょうか?

この個人名、調べてみると特別意味があるわけではなくて、日本でよく使われている、例え話に出てくる「太郎さん」みたいな例えのようなのです。

実際のところはそのジャックが出てくる言い伝え話も存在しているんですよ。

結末が恐ろしいのですけどね。またそのお話は話すと長くなるので、別の機会にでも。

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なぜハロウィンにかぼちゃが使われるの?

それでは、ここからは「何故かぼちゃが使われるようになったのか?」についてお話していきましょう。

かぼちゃのお化けの名前の前に「何故かぼちゃを使おうと思ったのか?」は気になりませんか?

実は、もともとの言い伝えの中にはかぼちゃは出てこないのです。

お話の中に存在するのは≪かぶ≫。

それが時を経て、かぶの代用品として手に入りやすかったかぼちゃに変わってしまいました。

それが今では『かぼちゃ=ジャック・オウ・ランタン』と考えられるようになったようです。

ハロウィンってどんな行事なの?

そんな「かぼちゃのお化け」が必須のハロウィンですが、実際はどういう行事かご存知ですか?

そもそもハロウィンがどういう日なのか、っていきなり聞かれても困りますよね。

私もすぐには答えられない自信がありますから(苦笑)

 

「ハロウィン」は、夜になるとこの世とあの世の境がなくなるのだそうです。

そして、その間だけ時間が止まります。

すると、その間にたくさんのお化けたちが人間に取り付くためにこの世に現れる、と言われています。

そこで、そのお化けたちを近づかせないようにするために、顔が彫られたかぼちゃ「かぼちゃのランタン」が必要になってくるわけです。

玄関に飾り、かぼちゃに顔を彫ることで、悪魔や悪霊を驚かせ、近寄らなくさせるためのアイテムなんですって。

行事の内容を知ると「あるべきしてあるもの」なんだな、と思いますね。

まとめ

周りがやっているからやろう、と思って取り組んできた「ハロウィン」。

見よう見まねで、かぼちゃのランタンを飾って、子どもたちにお菓子を用意したり。

けれど、改めて、ハロウィンについてみてみると、それぞれにきちんと意味があったんだな、と思わず何度も頷いてしまいました。

これを機に子供にも話してあげようと思います。

それで、今までとは少しでも違ったハロウィンが過ごせたらいいな。